滞在2日目の朝。
秋の紅葉と朝日が眩しい。春とはまた違った心地いい朝!
普段朝が苦手な私も思わず早起きしてしまいます。
この日は交通博物館に行く為にコヴェント・ガーデンを目指します。
コヴェント・ガーデンはもうすっかりクリスマス・ムード満点!
マーケットのすぐ傍にある交通博物館は何故か家族連れの長ーい行列が出来ていて、
すぐに入ることは難しそうでした。
子供たちがなにやらシートを持っていたから、スタンプラリーかなにかやってたのかな…
そんなわけで、今日は止めた方がいいかな、と判断し、
もう一つ気になっていたヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに行くことにしました。
(場所はうろ覚えだったので、コヴェント・ガーデンのapple storeにあるiPadで地図を調べてから。)
Piccadilly線に乗って、最寄りのSouth Kensingtonへ。
カフェの立ち並ぶ歩道を北に向かうと右手にVictoria and Albert Museumが見えてきます。
今回ここに来た目的は開催中の特別展、"Hollywood Costume"を見るためだったのですが、
チケット売り場は交通博物館以上の混雑ぶり!
↑これは2階から見た様子。この左側に長い列が出来てました。
チケットはネットで時間指定予約が出来るのですが、
私は旅の後半に来ようと思ってたので、もちろん予約は済んでいなかったのです。
今更引き返すことも出来ませんので、仕方なく列に並ぶことにしました。
(V&A内はWifiが繋がるのでTwitterを見ながら時間つぶしが出来ました。)
結局数十分並び、17:15指定のチケットをゲット。
それまで、他の展示物を見て廻ることにしました。
たくさんある展示物を全て見るのは不可能でしょうから、気になるところだけ見て行くことに。
まず館内地図を見て目に入ってきたのは"Japan"の部屋。
どんなものがあるんだろ…と行ってみたら、
え、ロリータ!?
服飾の展示も多い場所なのであっても不思議ではないですが、まず日本部屋の入口にゴスロリファッションとは!
おまけに子供たちはこれをモデルにお絵描きしているし。
以前ここに来た方の話では、前にこういう展示はなかったとのこと。
海外の方にとって日本のファッションのイメージってロリータなのかなー?
個人的にお気に入りだったのは、
根付けの数々。
動物や般若、骸骨、雷神等、何十個も展示されていました。
一つ一つが細やかに作られているのが分かって、これぞ日本人の仕事!と誇りに思えます。
もちろん、サムライの象徴である兜や鎧、刀もあれば印籠も置いてありましたよ。
ショップを通って奥にある彫刻の部屋に行くと、
あ、いた! クロムウェルだ!
今回はチャールズ一世とクロムウェルの芝居を見るために来ているので、彼らに注目して展示を見ていました。
ロンドンにある博物館はどこも規模が大きいし、
自分の中でテーマが決まっていると展示も見やすいですよね。
2階の"Britain 1500-1760"の部屋にはチャールズ一世もいます。
アンソニー・ヴァン・ダイク作の肖像画(コピー)と胸像。
チャールズ一世が処刑された時代に使われていた塩入れとマグカップとワイン用のボトル(左)。
クロムウェルの息子リチャードが使っていた筆箱なんかも。(右奥)
革命時の槍兵(pikeman)の兜と鎧。右側はバフコート。(左)
鎧の下に着用するもので、水牛の革から作られるため"バフ"というんだとか。
右は、残された王党派のためにチャールズ一世処刑から4年後に作られた皿。
これは19世紀にエナメルで描かれたチャールズ一世の肖像画。
他にもチャールズ一世の描かれた指輪なんかもあったのですが、きりが無いのでこのへんで。
他に面白かったのは"Fashion"の展示。
英国(または欧州)のファッションを時代ごとに見ることが出来ます。
ここは見ている人も多くて人気がありました。
(上・中心なんて、オースティン作品の男性が来ている服装そのもので素敵☆)
部屋が丸ごと展示されてるところもあって、
Henrietta Street 11にあったジェームズ・ギブスが設計した部屋や、
St James's SquareにあるNorfolk Houseの音楽室。
ここでは実際に学生さん?が演奏していました。
その他、精緻な刺繍を見たり、金や銀で出来た食器や装飾品を眺めたり、
鉄の柵やブリキのおもちゃまで展示してある幅の広さで、
ここも一日ではとても満足しきれない博物館です。
(左下の銀食器に見えるものは、子供のままごと用の小さいものなんですよ!)
本当はもっと写真も撮ったけど、泣く泣く端折ります。
そろそろお腹も減ってきたのでランチでも…と思ったのですが、
レストランは満員状態。覗いて見ると、ここのカフェは内装がとても素敵でした。
…まあ、私のような格安旅行では博物館のレストランでお腹いっぱい食べることは出来ないのですが。
で、駅前まで戻りチャーハンを買って腹ごしらえ。
"Hollywood Costume"の予約時間まではまだ時間があったので、博物館の傍を散歩。
Natural History Museumの前にはスケートリンクが出来てた!楽しそう!
Victoria and Albert Museumも見たのだからと、
少し北側に遠出して、ケンジントン・ガーデンズにあるアルバート・メモリアルと
ロイヤル・アルバート・ホールも見に行きました。
どちらもライトアップされていて写真撮影にもってこいです。
そして17時を過ぎ、ついに"Hollywood Costume"へ。
展示の目玉は「オズの魔法使い」のドロシーのギンガムチェックの服と"ルビーの靴"。
これは展示のトリとして出口付近に置いてありました。
かなり時間が経過しているので古くなっているのは当然ですが、
実際に間近で見られる状態で保管してあることはありがたいことです。
個人的にはエリザベス一世を中心とした歴代の英国女王を演じた女優たちの衣装が集められたコーナーが印象的でした。
それに"お熱いのがお好き"と"7年目の浮気"の衣装も。
チャップリンの衣装もあれば、スパイダーマンやダースベイダー、
RDJのシャーロック・ホームズのもあったし、「ドリームガールズ」のビヨンセのマーメイドドレスを見て、
豊満に見えるのにこんなに細いのかーと感心?したり。
メリル・ストリープとロバート・デ ニーロは俳優寄りで作品の衣装が並べられていました。
もうとにかく衣装がたくさん過ぎて他になにがあったか思い出しきれないし、
それぞれの解説をゆっくり読む余裕もなくて残念なのですが、
来年の1月まで開催しているので、ロンドンに行く機会のある映画好きの方は行って見る価値あり!ですよ。
秋の紅葉と朝日が眩しい。春とはまた違った心地いい朝!
普段朝が苦手な私も思わず早起きしてしまいます。
この日は交通博物館に行く為にコヴェント・ガーデンを目指します。
コヴェント・ガーデンはもうすっかりクリスマス・ムード満点!
マーケットのすぐ傍にある交通博物館は何故か家族連れの長ーい行列が出来ていて、
すぐに入ることは難しそうでした。
子供たちがなにやらシートを持っていたから、スタンプラリーかなにかやってたのかな…
そんなわけで、今日は止めた方がいいかな、と判断し、
もう一つ気になっていたヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに行くことにしました。
(場所はうろ覚えだったので、コヴェント・ガーデンのapple storeにあるiPadで地図を調べてから。)
Piccadilly線に乗って、最寄りのSouth Kensingtonへ。
カフェの立ち並ぶ歩道を北に向かうと右手にVictoria and Albert Museumが見えてきます。
今回ここに来た目的は開催中の特別展、"Hollywood Costume"を見るためだったのですが、
チケット売り場は交通博物館以上の混雑ぶり!
↑これは2階から見た様子。この左側に長い列が出来てました。
チケットはネットで時間指定予約が出来るのですが、
私は旅の後半に来ようと思ってたので、もちろん予約は済んでいなかったのです。
今更引き返すことも出来ませんので、仕方なく列に並ぶことにしました。
(V&A内はWifiが繋がるのでTwitterを見ながら時間つぶしが出来ました。)
結局数十分並び、17:15指定のチケットをゲット。
それまで、他の展示物を見て廻ることにしました。
たくさんある展示物を全て見るのは不可能でしょうから、気になるところだけ見て行くことに。
まず館内地図を見て目に入ってきたのは"Japan"の部屋。
どんなものがあるんだろ…と行ってみたら、
え、ロリータ!?
服飾の展示も多い場所なのであっても不思議ではないですが、まず日本部屋の入口にゴスロリファッションとは!
おまけに子供たちはこれをモデルにお絵描きしているし。
以前ここに来た方の話では、前にこういう展示はなかったとのこと。
海外の方にとって日本のファッションのイメージってロリータなのかなー?
個人的にお気に入りだったのは、
根付けの数々。
動物や般若、骸骨、雷神等、何十個も展示されていました。
一つ一つが細やかに作られているのが分かって、これぞ日本人の仕事!と誇りに思えます。
もちろん、サムライの象徴である兜や鎧、刀もあれば印籠も置いてありましたよ。
ショップを通って奥にある彫刻の部屋に行くと、
あ、いた! クロムウェルだ!
今回はチャールズ一世とクロムウェルの芝居を見るために来ているので、彼らに注目して展示を見ていました。
ロンドンにある博物館はどこも規模が大きいし、
自分の中でテーマが決まっていると展示も見やすいですよね。
2階の"Britain 1500-1760"の部屋にはチャールズ一世もいます。
アンソニー・ヴァン・ダイク作の肖像画(コピー)と胸像。
チャールズ一世が処刑された時代に使われていた塩入れとマグカップとワイン用のボトル(左)。
クロムウェルの息子リチャードが使っていた筆箱なんかも。(右奥)
革命時の槍兵(pikeman)の兜と鎧。右側はバフコート。(左)
鎧の下に着用するもので、水牛の革から作られるため"バフ"というんだとか。
右は、残された王党派のためにチャールズ一世処刑から4年後に作られた皿。
これは19世紀にエナメルで描かれたチャールズ一世の肖像画。
他にもチャールズ一世の描かれた指輪なんかもあったのですが、きりが無いのでこのへんで。
他に面白かったのは"Fashion"の展示。
英国(または欧州)のファッションを時代ごとに見ることが出来ます。
ここは見ている人も多くて人気がありました。
(上・中心なんて、オースティン作品の男性が来ている服装そのもので素敵☆)
部屋が丸ごと展示されてるところもあって、
Henrietta Street 11にあったジェームズ・ギブスが設計した部屋や、
St James's SquareにあるNorfolk Houseの音楽室。
ここでは実際に学生さん?が演奏していました。
その他、精緻な刺繍を見たり、金や銀で出来た食器や装飾品を眺めたり、
鉄の柵やブリキのおもちゃまで展示してある幅の広さで、
ここも一日ではとても満足しきれない博物館です。
(左下の銀食器に見えるものは、子供のままごと用の小さいものなんですよ!)
本当はもっと写真も撮ったけど、泣く泣く端折ります。
そろそろお腹も減ってきたのでランチでも…と思ったのですが、
レストランは満員状態。覗いて見ると、ここのカフェは内装がとても素敵でした。
…まあ、私のような格安旅行では博物館のレストランでお腹いっぱい食べることは出来ないのですが。
で、駅前まで戻りチャーハンを買って腹ごしらえ。
"Hollywood Costume"の予約時間まではまだ時間があったので、博物館の傍を散歩。
Natural History Museumの前にはスケートリンクが出来てた!楽しそう!
Victoria and Albert Museumも見たのだからと、
少し北側に遠出して、ケンジントン・ガーデンズにあるアルバート・メモリアルと
ロイヤル・アルバート・ホールも見に行きました。
どちらもライトアップされていて写真撮影にもってこいです。
そして17時を過ぎ、ついに"Hollywood Costume"へ。
展示の目玉は「オズの魔法使い」のドロシーのギンガムチェックの服と"ルビーの靴"。
これは展示のトリとして出口付近に置いてありました。
かなり時間が経過しているので古くなっているのは当然ですが、
実際に間近で見られる状態で保管してあることはありがたいことです。
個人的にはエリザベス一世を中心とした歴代の英国女王を演じた女優たちの衣装が集められたコーナーが印象的でした。
それに"お熱いのがお好き"と"7年目の浮気"の衣装も。
チャップリンの衣装もあれば、スパイダーマンやダースベイダー、
RDJのシャーロック・ホームズのもあったし、「ドリームガールズ」のビヨンセのマーメイドドレスを見て、
豊満に見えるのにこんなに細いのかーと感心?したり。
メリル・ストリープとロバート・デ ニーロは俳優寄りで作品の衣装が並べられていました。
もうとにかく衣装がたくさん過ぎて他になにがあったか思い出しきれないし、
それぞれの解説をゆっくり読む余裕もなくて残念なのですが、
来年の1月まで開催しているので、ロンドンに行く機会のある映画好きの方は行って見る価値あり!ですよ。
今回はクリスマスが近いこともあって、街を歩くだけでも一日があっという間に終わりそうでしたよ!
実際にクリスマスに行くと混んでそうだけど、ちょっと早めに行くと先取り出来てお得です。
博物館もとても一日では足りないので、何度も来たくなりますねー。
これからどんどん旅行記が読めるのですね!
楽しみにしています。
博物館楽しそうですね~。
クリスマスの飾りつけも素敵ですね。