畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

ゆうパックCMとクロネコヤマトCM

2010-12-06 21:07:00 | 政治・経済
 ゆうパックのCMみたことありますか?男子のフィギュアスケートの人がゆうパックをもって滑り、宣伝するもの。窓口が増えて便利になったと言うが、それならクロネコヤマトの方が窓口が多い。CMにする意味が薄い。


 一方クロネコヤマトのCM。クロネコメンバーズになると配達時間変えが容易、コンビニで受けとることもできる、とコンセプトが明確。しかもジャニーズのTOKIOが出演しているので記憶にも残る。


 民間会社と半官半民の会社では、こんなにも差があるのかと思う。どちらの企業も高い学歴に知識を持った広報マンがいるだろうに、これだけの差がでるのは経営マネジメントの差だろう。商習慣というのは、なかなか変えられないのだなあと思っちゃう。

続・『残念な人の習慣』を読んで

2010-12-06 20:48:00 | 書評
 「1年前と違う仕事をしていますか」「10年後、この仕事をしていて何が変わりますか」


 これは『残念な人の習慣』を読んで一番衝撃を受ける言葉。


 20歳の時にレジ打ちをしている。40歳になってもレジ打ちをしているでは何も生産性がない。機械に仕事をとって変われる。人間しかできない仕事をしなくては。そのために、「1年前と違う仕事をしていますか」と言う言葉がある。


 ルーチンワークをこなすだけなら、バイト君でもできる。正社員だからこそ、毎年付加価値を増していかなければならない。そうでなければ会社が私を雇った意味がないからだ。


 「マンパワーに頼る組織は、その人が異動すると活動が停滞するから、仕事を標準化しておくように」と会社の先輩に言われた事がある。


 確かに引き継ぎはしっかり行われないと、困るのは顧客である。しかしながら、マンパワーに頼って高度なコストパフォーマンスを展開できているのは、組織が活発化している証拠。それを標準化するのはコストパフォーマンスを落とすことにもなる。なるほど難しい問題だ。

住むならどの星?火星編

2010-12-06 04:04:00 | 歴史


 人類が移住するととして、住める惑星。最後に検討するのは地球型惑星で一番太陽から離れている火星です。火星は色が赤いため死の星などと言われることもありますが、火星の地表が地球からよく見える証拠です。


 火星の平均気温は-43℃で、最高気温は20℃(火星の赤道付近の日中)と言われる。人間でも住める環境であり、移住するにしてもそれほど手を加えなくても言える。火星では、氷が存在するとされ、生命の母とされる海の存在があったのかも?とも言われている。


 火星の大気の90%以上は二酸化炭素であると言われる。言わずもしれた二酸化炭素は温暖化の原因物質。なのになぜ火星の温暖化が進まないのだろうか。それは、火星の大気が非常に希薄であり、温室効果が望めないからだと思われる。これは火星の重力が地球よりも少ないためと思われる。火星の直系は地球に比べて約半分ほど。したがって、引力も地球の4割。水星が小さいため大気がなかったように、火星も居住する空間とするためには、重力の問題がついて回る。


 長期の宇宙飛行で欠かせないもの。それは筋肉トレーニングと言われる。無重力の無重力の宇宙空間ではおよそ筋肉を必要としない。それは一見、人間としては楽な生活のように見えるが、もし宇宙で筋力が衰えれば地球に戻ってきた時、通常の生活が困難になる。ということは、地球で生まれた者が火星に行き1年ほどの旅行で帰ってくる場合は、火星で生活した2倍以上の重力に耐えなくてはならない。もっと問題は、火星でもし子どもが生まれた場合である。生まれつき重力が地球の4割で育った人間はおそらく骨も、構造も火星に適応した生命体になる。地球での生活にはとても適応できないであろう。重力の問題を無視して移住をすると、地球には戻れなくなる。地球を放棄して火星に住むのであれば可能だが、火星より居住環境が適している地球を放棄してまで移住する利点はどこにもない。


 つまり、火星という惑星は、人間が居住できる環境にはもっとも近いが、人類の入植という点で考えると多くの問題がある。ということを考えると現時点では人類の移住は2つの惑星が考えられる。


★金星移住計画
重力関係で考えると一番金星移住が妥当。金星の500℃を超える気温の低下が一番の課題。

★火星移住計画
環境面で考えると一番火星移住が妥当。地球の4割という重力問題を解決することが絶対条件。重力装置の開発が不可避。