横浜市歴史博物館へ家族で行ってきました。
昔の生活体験コーナーみたいなものがあり、小学生のうち子どもがキャーキャー言いながら楽しんでいました。石臼を引いたり、井戸ポンプをくみ上げたり。職員が2人いたので時間をつぶしている間、私は企画展へ。
企画展の仏像は全然興味がありませんでしたが、横浜市の中学生が作った社会科作品が展示されており、こんなカベ新聞を作ることができるのか、とレベルの高さに驚き。
横浜市は、あまり中世の史跡は聞きません。武蔵国の南端にあたり拠点とはなりにくい位置にあります。また、相模国は小田原が北条の中心地だったので横浜からは遠く離れています。なので、横浜市歴史博物館にも室町時代のことはほとんどありません。それに比べて、弥生時代の大塚遺跡や、幕末に開港した横浜なので近代の資料も豊富です。だからどうも横浜の歴史はイマイチ興味がわかないんですね。
この模型は、横浜市歴史博物館の隣にある大塚遺跡です。弥生時代の遺跡である環濠集落です。木柵や堀が築かれていますね。ん?何か変じゃないですか?堀が木柵の内側にある。これって防御上どうなんでしょう?あまり飛び道具がない時代なので、この方が都合がいいんでしょうかね。
鎌倉時代中世の横浜の港の模型です。天然の良港とはまさにこのような模型の地形のことですね。これなら波に左右されないで着岸できますね。
江戸時代の宿場の模型ですね。通りに面したところに茶屋があり、背後の建物に宿があるというセットになっています。
なかなか規模の大きい宿ですね。
次は、大塚・歳勝土遺跡公園に行きます。