畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

世界同時株安?

2018-10-12 06:05:00 | 政治・経済
昨日日経平均も一日で900円下げましたが、アメリカの連邦準備銀行の利上げをきっかけにアメリカダウの大幅下落をきっかけに進む世界同時株安。

トランプ大統領は「利上げはばかげている」と言うが、日本の財務相は「利上げだけが原因でなく、米中貿易摩擦なども原因ではないか?」という発言聞き、私もその通りだと納得。

つまり、世界が協調関係にあれば一国の不振は強調して防げる。世界恐慌の時も、アメリカや日本の好景気がヨーロッパの復活によって急激に失われたことで起こった。

そしてその不景気を、ブロック経済やファシズムなど、一国主義で解決しようとし、結果的に第二次世界大戦となってしまった。

この同時株安はとても心配ではある。2009年のリーマンショックは意外と早くそれを克服できたが、あのときの状況と世界の雰囲気が違う。排外主義や一国主義がまかり通り始めたからだ。

トランプ大統領が、太平洋の漂着ゴミの処理の費用が膨大で日本や中国に負担を求めようとしているらしい(10月12日のフジテレビニュースより)、海洋国の漂着ゴミはお互い様であり、その一方に責任を押しつけるのはおかしな話だ。

今回の株安が長引かなければいいのだが・・・違う何かが牽引して経済を押し上げてくれないかなと思う。政治不安と経済恐慌が重なることは避けて欲しいと思う。