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ちょっと困った

「田園の出来事」の音楽についての付記。
始まってから、この曲なんだっけ?・・・と考えている間に浮かんでしまったのが実は
モンティ・パイソンの鉄板ネタ、「木こりの歌」・・・知っている方はもうお齢でしょう(苦笑)

ニコニコ動画(ドイツ版)
もちろん英語版がオリジナルなのだけど、これは日本語訳がちゃんとしているのと、コーラスのハモりが素敵なので(笑)

本当はショパンの「ラ・チ・ダレム変奏曲」・・・これはショパンがモーツァルトにインスパイアされて作った曲(プログラムの解説より)だそうなので、元々はドン・ジョバンニの「お手をどうぞ」なのだが。
youtubeからラチダレム変奏曲
4:20あたりからが分かり易いか。

木こりの歌の結末が・・・なので(今だと大っぴらにはできないネタだな)、この2つが入り混じると困惑するのも仕方がない。

あと、Kの「死霊の恋」で使われていた曲も出て来て、また2つがちょっとオーバーラップ。
なかなか疲れた・・・

せめて写真は美しく。
これはロイヤル・セレブレーションの日の。
ダリア(たぶん)の赤がロイヤルカラー^^
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ロミオとジュリエット

先週に引き続き、ロイヤルバレエ(7月1日、夜公演)。

堪能しました(一言かーい)。

どうしてもK版と比べてしまうのだけど、Kより説明っぽくない。
ロミオ・マキューシオ・ベヴォーリオがキャピュレット家の舞踏会に潜り込むのも、「なんとなく」
ジュリエットが「仮死の薬を飲むから、あとはよろしく」というロミオへの手紙もなし
(神父なんのフォローもなし 笑)
そもそもジュリエットがなんで死んだかも、だれも追究しないし。
床に転がった薬瓶に誰か気付くんだろうと思いつつ、だれも拾わず終わるので、踏んでしまわないかと気になったり(心配はそこ?)

原作はシュークスピアなんだから、知っていて当然でしょ?
というスタンスでもないと思うけど、けっこうあっさりなんだな、と思った。

重々しい衣裳、に負けないダンサーの体躯。
やっぱり骨格してから違うなぁ・・・

振付が秀逸と感じたのは、生きてはいるけど死んだようにパリスと踊るジュリエットのシーンと
死んで(本当は生きてるけど)いながら、ロミオと踊るジュリエットのシーン。
死んでるけどロミオは好きでパリスは嫌い^^;というのが良く分かって。


ヌニェスさんのジュリエットは本当に子ども、分別がつく前の。だからすべてが感情と勘で動いているよう。
考えたり覚悟したりはしてない・・・ように見えた。
その感情の周囲との行き違いがまた巧妙で!
ので、全てが悪い方へ転がって(特に誰が悪いというわけではなくて)あの結末というのがしっくりくる。
一連の流れには脱帽。

ロミオのブレイスウェルさんも、絵に描いたようなロミオで良かった・・・けど、ときどき恋焦がれた表情なのか、体力的にきついのか?と思う事があった(誤解だったらごめん)。あの役は本当に体力的に大変だろうな・・・
3人で踊るシーンではあれ?と思うことも。マキューシオのシセンズさんのアラベスクが高くて。彼は全編そつなく目を引いた。

舞台美術・・・第三幕の霊廟の大きな天使?像が・・・悪趣味(狙ってる?)
キャピュレット家の大広間にも似たテイストの像はあったから、要するに・・・。

でも本当に物語を読んでいるようで面白かった。
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