坂東33観音霊場巡り

　日本最古の巡礼といわれているのが西国巡礼３３か所。奈良時代(718年)に長谷寺の徳道上人が３３の霊場を設けたがその後荒廃した。
平安時代（10世紀末ごろ）花山法皇により再興されたといわれている。
　鎌倉時代になると平安貴族が行っていた政事を関東武士が行うようになり、坂東33か所が誕生した。
その後室町時代に秩父34観音がつくられ百観音になった。

坂東33観音

1日目： 1番杉本寺・2番岩殿寺・３番安養院・4番長谷寺
2日目： 9番慈光寺・10番正法寺・11番安楽寺・12番慈恩寺
3日目：15番長谷寺・16番水澤寺
4日目：17番満願寺・18番中禅寺・19番大谷寺
5日目： 5番勝福寺・6番長谷寺・7番光明寺・8番星谷寺
6日目：13番浅草寺
7日目：14番高弘明寺
8日目：20番西明寺・21番日輪寺・22番佐竹寺
9日目：23番正福寺・24番楽法寺・25番大御堂・26番清瀧寺
10日目：27番圓福寺・28番龍正院・29番千葉寺
11日目：30番高蔵寺・31番笠森寺・32番清水寺・33番那古寺

「坂東三十三ｹ所札所めぐり」小林祐一著　メイツ出版