一か月以上経過しましたが、旬のネタもないので、01/10(日)、今年最初の日本野鳥の会北九州支部の曽根海岸定例探鳥会(毎月第一日曜日)の終了後、皆さんと出掛けた隣県との県境で見られたシノリガモを掲載します。
シノリガモは小生は当地では福岡の志賀島で見たことがありましたが、瀬戸内の周防灘?では初めてです、ただこの付近では時折渡来するとのことです。
到着すると先客は3名ほど、満潮になると何処かから飛んできてエサ取りをするとのことで、直ぐに見つかりました。
ヒドリガモ、ユリカモメなどの中で時折、頭を突っ込んで海藻を食べていました。しばらく同じようなシーンばかりでしたが、
岩に上がり、羽ばたきを見せてくれました。写真は車の中から手持ちでの撮影であまり良くありませんが足が見られる全身は初めてです。この個体は下記図鑑の、雄第一回夏羽に移行中の特徴と一致しています。此処ではこの1羽だけで仲間とはぐれたものと思われます。無事に故郷に戻れることを祈るばかりです。
シノリガモ(晨鴨、学名:Histrionicus histrionicus、英名:Harlequin duck、科属:カモ科シノリガモ属、体長:43cm、時期:冬鳥)雄は独特な色彩をしている。雄の嘴は鉛色。英名は道化師とかまだら模様という意味で、雄の特徴から付いたもの。雄第一回夏羽に移行中。成鳥に比べ、体の褐色味が強く、顔や側胸、脇に夏羽が出てきている。
(真木広造 『日本の野鳥650』、平凡社、2014年 74頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D7200
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2016年01月10日14:36~
撮影場所:福岡県吉富町
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
シノリガモ(福岡県吉富町)
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