九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

ハイイロチュウヒ(山口県山口市)

2017-02-01 11:23:45 | 野鳥

 2017年も早や2月となりました。1月は地元の探鳥会と自宅の裏庭、いつもの散歩コースの足立公園で散歩主体の小鳥の観察・撮影で過ぎてしまいました。

1/11(水)年明け以降、ハイイロチュウヒの狩りがわりと近くで見られるとのことで関門海峡を渡り、出掛けてきました。到着すると、地元の方と広島ナンバーの方が数名居られました。伺うと昨日はまあまあの出だったようでしたが、この日は朝一度見られただけでその後はさっぱりとのこと。午前中ダメでも午後良くなると聞いていましたので、一人残って午後3時過ぎまで粘りましたが結局、トビが数回舞っただけで、小生の眼では見つけることができませんでした。

 塒には昨年末までは不定期だったようですが、このところ定まったようでほぼ間違いなく戻って来るとのことでそちらに移動しました。
 午前中お会いした方も来られて、皆さんと談笑しながら待ちました。大分暗くなった17時過ぎにチュウヒが戻って来て、目標のハイイロチュウヒ雄は17時20分頃、姿を見せてくれました。周辺を数回旋回して、時折他のチュウヒとのニアミスも見られましたが、遠くて写真は全くだめでした。

 ISOを12800、絞り開放f4.0にしましたが遠すぎて、図鑑写真が目標の小生には満足できるものは撮れませんでした。
何度、挑戦しても成果が出せません、その日の天候、風向きなど状況に応じて場所取りをしないといけないようですが、なかなか思い通りにはなりません。 


ハイイロチュウヒ(灰色沢鵟、学名:Circus cyaneus、英名:Hen harrier,、科属:タカ科チュウヒ属、体長:48cm、時期:冬鳥)
 チュウヒ類はタカ科の鳥としては、雌雄の羽衣(うい)の相違が著しい。この鳥の和名は成鳥雄の美しい灰色の羽衣による。
 冬鳥として渡来し、チュウヒと同様の環境に棲息。年により、成鳥雄の渡来数はかなり異なる。タカ好きの人は美しい成鳥雄を見るのを楽しみにし、「灰チュウ」と呼んでいる。 
 (安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 223頁)
 
  

  

  

  


撮影機材:カメラ:Nikon D5
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
撮影日時:2017年01月11日17:21~ 
撮影場所:山口県山口市


おまけ
 静止画からパラパラ漫画の動画にしました。
塒に戻って来た、ハイイロチュウヒです。数回旋回して葦原の塒に入ります。場所はその日の気分で決めるようで決まっていません。





全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ハイイロチュウヒ(山口県山口市)

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