九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

ハギマシコ(福岡県吉富町)

2017-03-22 16:11:00 | 野鳥

 毎年この時期、いつかは見たいと思っていた、ハギマシコをやっと撮ることができましたので掲載します。

 3/04(土)、この日は京築地方に別の目標で出掛けていました。先に見られてから1週間ほど過ぎていましたのでまだ居るとの確証はありませんでしたが、折角近くまで来ていましたので決行しました。

 到着時、3羽が居たとのことでしたが、直ぐに飛ばれてしまいました。しばらく車の中でじっと待機していましたが、戻ってくれませんでした。待ちきれず周辺を探索し戻ってくると、そばの電柱に止まっている3羽がみられました。しばらくすると地面に降りて餌取りに夢中でしきりに地面に嘴を突っ込んでいました。こちらも座り込んでじっとしていると、逃げる気配はなく、至近距離で撮影させてくれました。

 この3羽は、1羽は脇に綺麗な紅色が見られ、成鳥雄と思われましたが、他の2羽は黒味が強く、雌か雄若かはっきりしません。成鳥雄、雌、若鳥の3羽のようにも見られますが、雄に集中しましたので、今となっては悔やまれます。

ハギマシコ(萩猿子、学名:Leucosticte arctoa、英名:Asian Rosy finch、科属:アトリ科ハギマシコ属、体長:16cm、時期:冬鳥)
 ハギマシコ、オオマシコ、ギンザンマシコ、ベニマシコのマシコは「猿子」と書き、サルの古名に由来する。これらの4種は分類学上はそれぞれ別の属であるが、どの種の雄も、顔、頭部、胸腹部などの羽色が紅色。この特徴から、赤い顔のニホンザルにたとえた名前である。「猿」の古語がなぜ「まし」であるのか、その語源は不詳。
 ハギマシコ(萩猿子)は年により、主に本州の平地から山地でかなり大きな群れで越冬する冬鳥。脇腹部に白や淡い紅色の班が密にあり、これをハギの花にたとえた名前。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、30頁)

  

  

  

  

  


撮影機材:カメラ:Nikon D500
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2017年03月04日15:55~ 
撮影場所:福岡県吉富町


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

ハギマシコ(福岡県吉富町)


                                    ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑ 

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