彌彦神社御神廟(新潟県弥彦村)を掲載しました。
彌彦神社御神廟(やひこじんじゃ ごしんびょう)
【鎮座地】〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦山山頂 旧越後国 蒲原郡
【御祭神】天香山命
【例祭】 新暦 5月 10日 1日間 本社春季神廟祭
新暦 10月 10日 1日間 秋季御神廟祭
【旧社格等】国幣中社 (現別表神社)
越後國一の宮
式内社 越後國蒲原郡 伊夜比古神社 名神大
【御由緒】
御神廟(ごしんびょう)
越後平野を一望する霊峰・弥彦山(標高638m)の御神廟とは、山頂に祭られる彌彦神社の御祭神の御廟(奥宮)のことです。
御祭神である天香山命(あまのかごやまのみこと)は、国土を平定された神武天皇より、越後地方の開拓の勅命を受け、日本海の荒波を舟で渡られ、越の国の野積浜(現在の寺泊町野積地区)に上陸されました。
そこで早速、漁民に海水を焚いて塩を作ることや、網や釣針を用いて魚を獲る術を教えられ、さらに弥彦に宮居を定められてから、越後を平定し、さらに住民に稲作をはじめ諸産業の御指導をされたと伝えられています。
千年以上も昔から、彌彦神社は越後一宮として「おやひこさま」の愛称で親しまれています。
(現地案内板より、一部判読不能、推測を含む)
ロープウエイ山麓駅へのバスのりば
御神廟のある弥彦山山頂へは弥彦山ロープウエイ(往復\1,300)を利用しました。拝殿脇から山麓駅まで無料送迎バスが出ています。万葉集に歌われた植物60余種が観察できる「万葉の道」を通り2~3分で到着します。
山麓駅から山頂駅
弥彦山ロープウエイは毎時0分から15分毎に4便/1時間運行されています。標高差約400m、全長約1,000mを5分で結んでいます。
ロープウエイ中間点
ゴンドラは「やまひこ」と「うみひこ」と名づけられています。定員は36人、美人ガイドさんが案内してくれます。1958年4月開通とのことで半世紀以上の歴史があります。
山頂駅眼下の景色を楽しんでいる間もなく山頂駅に到着です。
山頂駅と名付けられていますが、標高552.5mの位置にあり、御神廟のある山頂(標高638m)まではおよそ高低差90m、全長700mほど上ります。
山頂駅から越後平野
眼下に本社社域の森の向こうに日本でも有数の穀倉地帯の越後平野の水田が広がっています。
山頂駅から本社社域の森
中央に本社境内、拝殿の屋根と随神門が見えます。右は門前の土産物屋から駐車場。左には今年開設60周年の節目を迎える弥彦競輪場のバンクが見られます。
御神廟への入口
山頂駅を出て展望レストランの左を抜けてしばらく上がると彌彦神社御神廟(奥宮)の標識があります。
御神廟への参道
参道は綺麗に整備されていますが観光客はあまり見かけませんでした。登山の服装の方に多く出会いました。参道は一旦下ってNHKなどのテレビ中継所などを過ぎるとまた上りです。
御神廟入口の鳥居
彌彦神社御神廟(奥宮)の標識からおよそ12分ほどで到着しました。右に社務所があり神職の方が常駐されていて、ご朱印もいただけました。
万葉集の歌碑鳥居の直ぐ左にあります。
日本最古の歌集、万葉集にある弥彦神社を詠んだ二首の内の一首「いやひこ おのれかむ さひ あおくもの たなひく ひ すら こさめそほ ふる」とあります。
御神廟背後から
鳥居をくぐり、階段を上ると御神廟のある山頂です。御神廟は石の玉垣に囲まれています。左の道を進むと展望の開けた正面にでます。
御神廟
御祭神天香山命とお妃熟穂屋姫命を祀る霊所です。正面には石造りの鳥居があり、奥に賽銭箱のある拝所です。玉垣の中は樹木の生い茂る藪で全容は良くわかりません。
鳥居の扁額には「天香語山命」とあります。
御祭神天香山命は天香山命は、天照大神の御曾孫。祖父母は天忍穂耳尊と萬幡豊秋津師比売命。父母は天火明命(饒速日命)と天道日媛命です。
お妃熟穂屋姫命は饒速日命と御炊屋姫命の御子、越後に赴任した夫、天香山命を熊野から追ってきました。その後その6代の御子孫とともに越後開拓を進められました。
弥彦山山頂の石碑
御神廟の裏手(入口)にある弥彦山山頂の石碑です。弥彦山は「神剣峯」とも呼ばれる弥彦神社の御神体です。
山頂から北側の景観
左に見えるタワーは山頂駅近くの360度回転昇降展望塔「パノラマタワー」(高さ100m)、その右は展望レストランです。右のドームのある山は多宝山(標高標高633.8m)別名十宝山です。
山頂から越後平野丁度田植えの時期、水を張られた水田が延々とつづいています。
鳥居から多宝山(十宝山)
鳥居は弥彦観光索道株式会社(弥彦山ロープウエイ)の奉納、昭和33年12月建立、平成9年10月吉日再建とあります。多宝山山頂には御祭神が神宝を納められたと伝えられています。
山頂駅近くから日本海を望む
霞んでいますが、佐渡島が見られました。はるか遠く能登半島も見られるとのことです。
彌彦神社御神廟(やひこじんじゃ ごしんびょう)
【鎮座地】〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦山山頂 旧越後国 蒲原郡
【御祭神】天香山命
【例祭】 新暦 5月 10日 1日間 本社春季神廟祭
新暦 10月 10日 1日間 秋季御神廟祭
【旧社格等】国幣中社 (現別表神社)
越後國一の宮
式内社 越後國蒲原郡 伊夜比古神社 名神大
【御由緒】
御神廟(ごしんびょう)
越後平野を一望する霊峰・弥彦山(標高638m)の御神廟とは、山頂に祭られる彌彦神社の御祭神の御廟(奥宮)のことです。
御祭神である天香山命(あまのかごやまのみこと)は、国土を平定された神武天皇より、越後地方の開拓の勅命を受け、日本海の荒波を舟で渡られ、越の国の野積浜(現在の寺泊町野積地区)に上陸されました。
そこで早速、漁民に海水を焚いて塩を作ることや、網や釣針を用いて魚を獲る術を教えられ、さらに弥彦に宮居を定められてから、越後を平定し、さらに住民に稲作をはじめ諸産業の御指導をされたと伝えられています。
千年以上も昔から、彌彦神社は越後一宮として「おやひこさま」の愛称で親しまれています。
(現地案内板より、一部判読不能、推測を含む)
ロープウエイ山麓駅へのバスのりば
御神廟のある弥彦山山頂へは弥彦山ロープウエイ(往復\1,300)を利用しました。拝殿脇から山麓駅まで無料送迎バスが出ています。万葉集に歌われた植物60余種が観察できる「万葉の道」を通り2~3分で到着します。
山麓駅から山頂駅
弥彦山ロープウエイは毎時0分から15分毎に4便/1時間運行されています。標高差約400m、全長約1,000mを5分で結んでいます。
ロープウエイ中間点
ゴンドラは「やまひこ」と「うみひこ」と名づけられています。定員は36人、美人ガイドさんが案内してくれます。1958年4月開通とのことで半世紀以上の歴史があります。
山頂駅眼下の景色を楽しんでいる間もなく山頂駅に到着です。
山頂駅と名付けられていますが、標高552.5mの位置にあり、御神廟のある山頂(標高638m)まではおよそ高低差90m、全長700mほど上ります。
山頂駅から越後平野
眼下に本社社域の森の向こうに日本でも有数の穀倉地帯の越後平野の水田が広がっています。
山頂駅から本社社域の森
中央に本社境内、拝殿の屋根と随神門が見えます。右は門前の土産物屋から駐車場。左には今年開設60周年の節目を迎える弥彦競輪場のバンクが見られます。
御神廟への入口
山頂駅を出て展望レストランの左を抜けてしばらく上がると彌彦神社御神廟(奥宮)の標識があります。
御神廟への参道
参道は綺麗に整備されていますが観光客はあまり見かけませんでした。登山の服装の方に多く出会いました。参道は一旦下ってNHKなどのテレビ中継所などを過ぎるとまた上りです。
御神廟入口の鳥居
彌彦神社御神廟(奥宮)の標識からおよそ12分ほどで到着しました。右に社務所があり神職の方が常駐されていて、ご朱印もいただけました。
万葉集の歌碑鳥居の直ぐ左にあります。
日本最古の歌集、万葉集にある弥彦神社を詠んだ二首の内の一首「いやひこ おのれかむ さひ あおくもの たなひく ひ すら こさめそほ ふる」とあります。
御神廟背後から
鳥居をくぐり、階段を上ると御神廟のある山頂です。御神廟は石の玉垣に囲まれています。左の道を進むと展望の開けた正面にでます。
御神廟
御祭神天香山命とお妃熟穂屋姫命を祀る霊所です。正面には石造りの鳥居があり、奥に賽銭箱のある拝所です。玉垣の中は樹木の生い茂る藪で全容は良くわかりません。
鳥居の扁額には「天香語山命」とあります。
御祭神天香山命は天香山命は、天照大神の御曾孫。祖父母は天忍穂耳尊と萬幡豊秋津師比売命。父母は天火明命(饒速日命)と天道日媛命です。
お妃熟穂屋姫命は饒速日命と御炊屋姫命の御子、越後に赴任した夫、天香山命を熊野から追ってきました。その後その6代の御子孫とともに越後開拓を進められました。
弥彦山山頂の石碑
御神廟の裏手(入口)にある弥彦山山頂の石碑です。弥彦山は「神剣峯」とも呼ばれる弥彦神社の御神体です。
山頂から北側の景観
左に見えるタワーは山頂駅近くの360度回転昇降展望塔「パノラマタワー」(高さ100m)、その右は展望レストランです。右のドームのある山は多宝山(標高標高633.8m)別名十宝山です。
山頂から越後平野丁度田植えの時期、水を張られた水田が延々とつづいています。
鳥居から多宝山(十宝山)
鳥居は弥彦観光索道株式会社(弥彦山ロープウエイ)の奉納、昭和33年12月建立、平成9年10月吉日再建とあります。多宝山山頂には御祭神が神宝を納められたと伝えられています。
山頂駅近くから日本海を望む
霞んでいますが、佐渡島が見られました。はるか遠く能登半島も見られるとのことです。
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