体育の日の連休はガッツリ歩こう!
これを合い言葉にしていた筈だが、昨年は表尾根に挑戦したもののも敗退、5年前は北都留三山縦走を目論んだものの敗退と情けないレポに行き着いた。今年は予定通りに歩きたい。また、先月の三連休は23日、16日ともに大渋滞にはまったので、タント移動は除外だ。
電車で行けてガッツリ歩けるところを探した結果、HP時代の8年前同時期のレポ。笹子駅~笹子雁ヶ腹擦山~米沢山~お坊山、景徳院に下山に行き着いた。よし、これだ!
今年は土曜日が仕事、それも夕方までかかった。帰宅途中のローソン100でパンなどを買い、帰宅してから登山の準備をした。
スマホで笹子に行く電車を調べたところ、8年前と同様に6:35八王子始発松本行きを見つけた。これは数回使っているが、6両編成のため、直前に八王子に着く中央線だと席に座れない可能性がある。そこで逆算して5:56に国分寺を出る中央線に狙いを定めた。
前日は21時過ぎにベッドへ。お陰で当日は4:00のアラーム一発で起床。ザックの中身を確認したり、洗濯物を干すなどしてから朝食をとっても余裕で出発できた。
台風25号は温帯低気圧に変わったが、東京で30℃を越える予報が出ていた。10月なのに勘弁して欲しい。しかし、この時間はまだ涼しい位だったので、ラガーシャツを着て丁度良いくらいだった。
ラジオクラウドで荻上チキとせやろがいおじさんの対談(こちら)を聴きながら駅に向かい、やや混雑した中央線で八王子へ。予想通りすでにホームには順番待ちのハイカーがちらほら。デカザックの若者の後ろ、列の2番目を確保できた。
その次の高尾行きからさらに多くのハイカーが下車し、ホームは大混雑。松本行きが到着したと同時に殺気だった状態で車内に乗り込んだ。いや、なだれ込んだ。幸い座席を確保出来たが、八王子を出発する時点で立ったままのハイカーも見られた。
笹子駅到着の2分前にアラームをセットして目を瞑った。電車はこれが出来るから良いよね。
数回起きたもののうつらうつらしているウチにアラームで起こされた。
7:32 笹子駅。青空が拡がっている! 十数人が下車した。
8年前は甲州街道を渡った駐在所で登山届けを出したのだが、なんのことは無い。ここで登山届けを出せたのか。
ラガーシャツを夏用の薄い長袖に着替え、今年は用済みかと思って居た日焼け止めを塗り、体操をしてから出発(7:46)
まるで夏の空 ( ̄。 ̄;)
イヤホンで笹川さんを聴きながら歩き出した。上画像の道を折り返して、甲州街道を西へ。
最初に見つけたハッピードリンクショップでスポドリ500mlを購入した。出発時点で1㍑のお茶、カモノハシにも1㍑弱の水を担いでいたが、この暑さでは足りなさそうだ。この判断は正解だった。
8:22 笹子峠方面へ
なるほど、こっちか。ちなみに、この画像の数十m先が新中橋バス停だが、本数が少なすぎて使い物にならない。
これでようやく土の道を歩ける。一つ目のオニギリでエネルギーをチャージ!
8:32 登山開始。始めは植林帯
先週の台風の影響か。倒木が多く、ピンクテープを見失い、歩き始めから道を探す羽目に( ̄。 ̄;)
ぐるっと周囲を見ているうちにソロハイカーを発見。彼の進む方向に進み、正しい道へ。
その数分後に送電線鉄塔へ。
このエリアはあちこちに鉄塔があり、周囲はゴム階段で整備されている。8年前の記憶が少しずつよみがえってきた。
その後はウンザリするほど急登が続く。幸い、そこそこ風があり、汗だくになることは無かった。
山と高原地図アプリで現在位置を確認しながら進んだ。まだ300mも有るのか(T_T)
これでもか! と続く急坂。
倒木!
10時になった。安住の時間だ・・・
んん、今日は安住が休みで、大坂MBSの31歳、福島暢啓がピンチヒッター(こちら)だって!
そういえば昨年ヤビツ峠から二の塔へ向けて歩いた時も安住が休みで、中澤さんがあたふたしたおしゃべりを思い出した。中澤さん一人だとちょっとキツかったので、このようになったのだろう。始めはなんだか言い訳の多い人だと思っていたが、段々慣れてきた。年に一回くらいはこれもアリかなぁ。
大岩!
大岩の先で降りてきた夫婦と出会った。この頃はヘトヘトで挨拶しか出来なかったが、彼らはどういうルートを通ってこの時間に降りてきたのだろうか。このコースは降りたくないなぁ・・・
10:24ようやくマイクロウェーブ反射板へ
ここで初めて富士が見えるのだ。デジイチタイム!
正直富士そのものはたいしたこと無いが、PLがよく効いて雲がイイ感じだぁ
ここから山頂は目と鼻の先だ。
10:30 山頂へ。この時間は誰も居なかったのでポケット三脚、セルフタイマーでパチリ。
8年前はこの山頂から大展望(富士、北岳、甲斐駒)が得られたのだが、木々が伸びて大分見通しが悪くなっていた。
北岳
甲斐駒
最近出来た様子のベンチでカップ麺のランチタイムを始めた頃、私と同世代か少し上くらいのソロ男性がやってきた。彼は登山を始めて2年目。仲間に誘われてあちこちに登っているという。急登ばかりでキツかったですねなどと話した。その数分後、夫婦が到着。彼らも到着してほっとした様子だった。
続く
この日は米沢山、お坊山でも富士が見えていましたから、小金沢連嶺の方が展望を楽しめたでしょうね。
ちょうど私も近くを歩いていました。
でものぞむさんは結構暑かったんじゃないでしょうか。
私のほうが1500mを超えていましたが、それでも久しぶりの山歩きだったせいか、暑さにやられてヘロヘロでした。