今週も日曜日は梅雨の中休み、しかも暑くなるとの予報が出ていた。
土曜の夜に行先をあれこれ検討したが、先週と同様、ワールドカップを見終わってからの出発になるため、行けるのは近場に限られる。
「高尾7月」などとググってみたものの、下旬になればイワタバコなど夏の花が咲きだすが、7月上旬はまだ端境期で、めぼしい花は無さそうだ。
そうだ、せっかく暑くなるなら、かき氷が美味いだろう。sanaeさんのレポでトシちゃんと一緒に写っていたちょ~高い(expensiveではなく、high)かき氷を直に見てみたい。
それに、前回チェックしたcyu2さんのレポにも載っていた。
尊敬するブロガー達が載せているのだ。これは美味いに違いない。
さてゴールを城山にするなら、大混雑になるであろう高尾山口発ではなく、3月に歩いている小下沢、ザリクボ経由で景信山を先に回ってからにすれば、丁度一番暑い時間帯にかき氷に有りつけるだろう。よし、完璧だ!
当日は5時前に一発目のアラームが鳴ったものの、スヌーズと格闘してしまい、起きたのは5:30過ぎになってしまった。((+_+))
初戦でスペインに大勝し、その後も絶好調のオランダと今大会のダークホース、コスタリカの対決は延長でも決着がつかず、3人目の交代をキーパーに使うというとっておきの作戦があたったオランダの勝利に終わった。(結果の詳細は→こちら)
ノンビリトイレを済ませ、podcastでセッション22、最初は東アジア情勢を聴きながら歩き出した。国分寺駅に着いたのはもう7:30。もはや一般客がほとんどでハイカーは疎らだった。この時間に乗るとデカザックが浮くんだよな~。
それでも高尾で降りればいつもの風景が見られた。北口のバスターミナルの小仏行きには長い行列が出来ていた。数分後やってきた小仏行は、今日も2台運行。私は1台めに乗り込み、無事に席を確保したが、その後どんどん客が増え、あっという間に満員御礼だ。西東京バスはホクホクだろうね。
もっとも帰りは歩いて戻っているくらいの距離しかない。10分弱で日影バス停に到着した。「降りま~す」と声を掛けながら満員のお客さんをかき分け、外へ出た。
今までは大下バス停で降り、数十m戻ってから木下沢梅林方面へと歩いていたが、今日は一つ手前+で降り、進行方向に歩き出してみた。時間はそれほど変わらないと考えてみた訳だ。
ほんの数分で中央線の下へ。このすぐ先を右に登れば梅林だ。予想通り、大下から戻るのと時間的には変わら無いと思う。
ガードレール脇にゴツイ三脚&カメラがセットされ、直ぐそばの車の中には壮年男性が待機していた。カメラの角度から撮り鉄さんだろう。特急を狙っているのかな。いつもよりずいぶん遅い歩き出しなので、ちょっと違う風景に出会えたって訳だ。
3月の梅が咲くころは賑わう梅林も今日は閑散としたものだ。
被写体も無いので、あっという間に林道へ。(ぶれていますね。)
道の両脇を注意しながら進むが、ドクダミの他に花を見つけることはできなかった。端境期と分かっていたが、ちょっと物足りなかった。
このコースなら、ほんの少しだが気温が下がる気がする。
10時直前にpodcastを止め、TBSラジオへ。安住を聴くなら山の中がイイね。
今日のオープニングは昨日(?)赤坂で見かけたアッツアッツのカップルの話し。描写がリアルでアッツアッツになったかも。
10:05 キャンプ場跡へ。ここでは壮年男女4人組が休憩中、他にソロ男性、ソロ女性が一人ずつ。
ここでドリンク休憩をとり、スパッツを履いてステッキを出した。
3月はハナネコ様で楽しめたが、今日はユウガギクが見られただけだった。
アジサイは終盤。
この季節はこんな感じなんだ。
沢を離れて登りへ。このコースでこの付近が一番傾斜がキツイのだ。汗がポタポタと落ちてきた。よぉ~し、かき氷が美味いぞ~
相変わらず彩は少ないが、目立ったのはアカショウマ。
そしてオカトラノオ
久々にハイカーを見た。
数m上方に居たオバちゃんが足元を見ていたので、花かと思い尋ねてみたところ、キノコだった。
この頃ゲストコーナーに出ていたのはボーイスカウト指導者兼大学の先生という方だった。
そういえば、山歩きをしているとたま~にボーイスカウトの格好をした小学生を見るが、あの頃の私は野外活動なんて想像もできなかった。子供の頃に基礎を習っていたらもっと違った山歩きが楽しめるのかと思ったりして・・・
小仏バス停からのルートと合流。ここから一気に人が増えてきた。
景信小屋の施設が上方に見えてきた。
足元のジグザグの赤土は雨上がりで滑る。スパッツも泥だらけだ。
この紫色の花(?)はなんだけっけ?、これが結構目立つようになってきた。
→ウツボグサ
オイニ~のキツイトイレを借りた。
トイレ前に咲いていたこれは?
景信小屋前は大賑わい
今日も周りは雲が多く、遠望が利かない。この山にたどり着くのは正午近くになることが多いので、冬場でも富士を見たことないんだよね。
(多分この雲の奥に見えるハズ・・・)
雲が多く、出発前に見た天気予報ほど気温が上がっていないようだ。周りにはコッフェルでお湯を沸かしている人も何人か見られた。
こちらは自作オニギリのランチ
景信から先はメインルートだ。多くのハイカー、そしてトレランさんと出会うようになった。足元はグチャグチャで油断するとこけそうだ。ステッキを使いながら慎重に進んだ。
小仏峠では団体さんが休憩中?
グチャグチャの様子を何カットか撮ったが、これが一番出来がイイ。
今シーズン初のホタルブクロ。
城山直下の木段
12:32 城山茶屋へ。思ったより気温は上がっていなかったが、初心貫徹だ。
勿論レギュラーサイズ、そしてイチゴソースを選択した。
おお、これが噂の・・・
まずはスマホで撮影(画像を送信したのは20分後)。そして、ポケット三脚をセットして自分撮り。
あれ、顔が見えない・・・ま、イイか。
ご覧の通りのスゴイ量で食べきれるか、いや、飽きないか、頭がキーンとならないか、そもそも食べきる前に溶け出すのではと思っていたが、その心配は無用だった。
上画像のオッちゃん(失礼)の腕がイイのか、砕氷機の性能がイイのか分からないが、さらっとした氷の状態が絶妙だった。お蔭で(?)頭にキーンと来ないし、こんもり盛られた氷が溶けだすことは殆ど無いのだ。うん、これはすばらしい。
スゴイ量の為、完食まで15分もかかってしまったが、最後まで氷はさらっとしていた。
ちなみにお盆に残っているのはスプーンからこぼれた分が溶けたもの。
お盆を返す際に特別な氷を使っているかと尋ねたが、「普通の氷屋ですよ」との返事だった。
山の上で食べることで何割かプラスになっているだろうが、それにしても美味しかった。
これなら、鍋割山の鍋焼きうどんと同様にこれを目的に登るのもありだな。
出発前に富士、丹沢方面をパチリ・・・まあ、今日はこんなものだろう。
13:13 下山は日影沢林道へ。
これは?
花を探しながら歩いていたが、キレイなものは見つけられなかった。
それでも、それなりに被写体は有るものだね。
んん、ゴツイデジカメをもった男女のグループ!
近づいて何を撮っているのか尋ねてみた。
ひげを蓄えたベテランさんが「キバナノショウキランだよ」と教えてくれた。
なんだか不思議な形だな~。順番を待ってコンデジマクロでパチリ。
数分後、再び彼らを見つけた。今度はデジイチタイム!
これが終わりかけということくらいは想像できたが、なぜ彼がこんなに夢中になったのかこの時点ではわからなかった。
ググってみた→キバナノキショウラン(黄花鍾馗蘭)の画像
ほぉ~、なるほどね。見ごろはもう少し前ということか。
それにしても高尾は花の種類が多いし、奥が深いね。端境期だなんて決めつけて歩いて、損したかな~
14:40 日影バス停には十数人バスを待っていた。
こちらは予定通り歩きでGO!
久々に「するさしの豆腐(HP)」へ。
寄せ豆腐(240円・税込)を注文したところ、渡されたビニール袋が結構重い・・・何だ?
中を見ると結構な大きさの氷が入れられてた。なるほど、人気店はこういう配慮が有るんだね。
ザックのアルミバッグへ入れたが、1時間半後に自宅で開けた時点で氷はそれほど解けていなかった。素晴らしい!
高尾行きのバスに抜かれたが、まあイイ。ペットボトルのお茶を飲みながらノンビリ歩いた。
15:35 高尾駅
土曜日に行こうかと思って行けなかったのですが、また来年ですか・・・
かき氷トシちゃんも一人で完食でしたけど、凄いですね!
私頭が痛くなって、それが嫌で殆ど食べないんですよ。
こんど食べてみようかな、でもこのサイズ一人じゃ無理です(^^ゞ
さくさくの食感は2月の秩父と似た感じでした。
今シーズンもう一回行くと、感動が薄れるので、来年以降のお楽しみにしようと思います。
ぼくは2年前にレモンでした。