道の駅を出発したが、すぐに渋滞に捕まった
・・・
そんなはずは無い。よく見ると4台前のシルバーの軽が(法定速度よりも)遅く、低速のまま数分間走ることになった。道の駅から平野まではそこそこカーブが続き、ぬかすことは出来ない。私を含め、前3台、いや後ろの数台もイライラが続いた。
トンネルを抜け、直線道路になったところで前の3台が次々にウィンカーを出し、追い越して行った。
平野に到着。
寒ぅ(@_@)
道志と数km離れているだけなのにここのほうがずっと寒い。一枚余分に着込み、使い捨てカイロをポケットに入れることにした。
数分後ボブさんが到着。先ほどの渋滞の話をすると彼もその列の後ろにいたとのこと。
B「オバーちゃんが必死に運転していたみたいだけど、あれは迷惑だったね」
二人で三脚を担ぎ、湖畔へ。
レジャーシートを広げ、ディバッグからデジイチなど必要なものを出した。さらには煎餅をパクリ、もちろんボブさんにも。ホントは今日の長い縦走の途中で食べるつもりで買っておいたが、結果的にここで開けることにした。
長くなりそうなので、折り畳み椅子もセット。車だとこれを積んでこれるので便利だ。
15:22 太陽はこの位置
水たまりダイヤ?
太陽は雲の中に
WBを白色蛍光灯に変えてみた。ボブさんはこれは苦手だそうだが、わかっていて使う分には楽しいのではないかな。
後光が差した!すんばらしい!!
順序は前後するが、私たちが湖畔に着いた時、すでに三脚を構えていた方が一人。そばにポツンと停まっていた車は名古屋ナンバーの3776だということにボブさんが気付いた。相当入れ込んでいる方だ。
ボブさんが話しかけるとやはり十数年富士を追いかけている方で、東名高速を使って4時間以上かけて、山麓に入ったこと、花の都のダイヤは混雑するので、あえてここを選んだとのこと。昨日は西湖で撮ったことなどを教えてもらった。
彼のごついデジカメのモニターを見せてもらったが、西湖から見る富士と星の画像が素晴らしかった。
ブログも聞き、スマホですぐに検索した。リンクの許可をもらった。「愛の孫の手はいずこへ」
ボブさん、孫の手さんと話をしている頃、さらに気温が下がってきた。まずはスニーカーから長靴に履き替え、靴の中にカイロを放り込んだ。足の下から寒さが来るので対策しようという訳だ。さらに、コッフェルでお湯を沸かし、コーヒーを淹れて体の中から温めた。
冬の山名湖の撮影はホントにキツイ!
この頃、一気にカメさんが増えた。デジイチやごつい三脚を持った人達だ。すぐに理由が分かった。皆同じバッジを胸につけていたのだ。そのうちの一人に話しかけると花の都でダイヤを撮影してからここに来たとのこと。去年もそうだったが、同じツアー会社が企画しているのだろう。去年の講師は冨塚先生だったが、今年は・・・
「栗林先生」と返事が返ってきた。赤いジャンバーを着ているとのことで、カメさんたちが大勢いる方を探した。遠くからも目立つ先生はすぐに見つかった。こちらから声をかけると驚かれたものの、気さくに話をしてくださった。
まだまだ話したいことはあったが、今日の先生のお仕事はツアーのお客さんたちの相手をすることだ。翌日また伺うことを伝えて別れた。
富士山頂の光をズームで。う~ん、大迫力ぅ!
日が落ちてもまだまだ楽しめる。
面白い雲が
カメ、いやガメラ?
まだ照り返しを期待して待つという孫の手さんを残し、ボブさんと私はここを離れることにした。
ボブさんは車中泊で三ツ峠へ行くというが、私にはそこまでの根性は無い。午後に精進湖で合流することをボンヤリ約束し、今年も石和温泉ユースへ向かうことにした。今年はボブさんとの山歩きの終了時刻が読めなかったので、夕食は予約していない。138号を北上し、富士吉田のすき家へ。最近お気に入りの塩だれ野菜牛丼(ミニ)にサラダを付けた。食物繊維ばっちりぃ?
11年連続のユースに到着すると今年も変わらずにペアレントが出迎えてくれた。
今回は夫婦が泊まるらしいが、他の宿泊客は女性だったらしい。今年も一人部屋だった。数年前までは2,3人の同室だったが、最近はありえない時間に出発する私のために一人部屋を設定してくれている。ありがたい話だ。
部屋に入り、まずはデジカメ、スマホ、カーナビのバッテリーの充電をセット。山小屋やタント泊だとこれが出来ないので、重宝している。
その後、風呂へ。ここのお風呂は4,5人でいっぱいになるくらいの広さだが、ちゃんとした石和温泉で、とても気持ちイイ。山中湖で冷えた体をじっくり温め、20時過ぎにベッドへ。
明日の初日の出は今回も精進湖パノラマ台だ。天気予報ではばっちり晴れだが、どんなドラマ、出会いがあるだろうか、楽しみだ。
翌日に続きます。
これからもよろしくお願いします。
きれいな富士山の写真、見させていたきました
今年もご利用ありがとうございました