ダイヤ撮影後、山頂を目指す。
続々と降りてくる人が居て、すれ違いに苦労した。おおむね登り優先を守ってもらえるのだが、山慣れて居ない人が多く、こちらが脇にそれることも多かった。それにしても戻ってくる人がこれだけ居るってことはダイヤの時間は高尾山並みだったのではないか。
8:00丁度に山頂に到着。もう7回目になる。
雪があった昨年(画像)より遙かに多くの人たちで一杯だ(^^;)
まずは南アルプスを撮影しようかとも思ったが、人が多すぎて落ち着いて撮れそうも無い。何しろ朝食から5時間近く経っているので、お腹も空いてきた。テントの脇にレジャーシートを敷いて、お湯を沸かした。
「おめでとうございま~す♪」大きな声がした。なんだ?
御神酒(だと思う)を巨大な杯で一気飲みするハイテンションなおね~ちゃんを発見。このグループは順々に杯を回しのみしていた。いやいやスゴいなぁ。
年越したソバをペロリ。これは初めて試したが、ちょっと味が濃過ぎかな。
ソバを作る際に沸かしたお湯の残りを右の白いテルモスに入れ、食後左のテルモスでコーヒーを煎れている。白い方は保温力は高いが最後まで飲もうとするとちょっと使い勝手が悪い。実際昨晩YHで熱湯を入れてもらい、今朝すき家駐車場で同じ形式でコーヒーを煎れたが、登山中も十分熱かった。ただし、左の方が口が大きく、最後まで飲み易いということ。冬場はこのテルモス2つが良いのだ。
食事を済ませ、PLを付けたデジイチを持って南アルプスが見られる西側へ。7年前は見やすかった(画像)が、今はササが伸びて見通しは悪くなっている。
雨ヶ岳と高デッキかな
こんなに展望が良いのに指をくわえていては勿体ない。もう少し付近を散策してみたところ、 ササを無理矢理踏みつけて撮影出来るスペースを発見した。誰か展望マニアがやってくれたのだろう。これは有り難い。
赤石と悪沢
蝙蝠岳、塩見岳
白根三山
鳳凰三山
八ヶ岳
そういえば先ほどからずっとこの付近をヘリコプターが飛んでいて、音がうるさいなと感じていた。初日の出を撮影するためならもう戻って良いはずなのに・・・
近くに居た方から行天の話を聞いた。登山道でけがをした人が居て、仲間が手助けしてもどうにもならない。そこで県警のヘリが来ているというのだ。
まずは救助のスタッフが一人降りた。
ヘリはその場に居ることが難しいらしく、一旦その場を離れたが、数分後に2人目が降りた。
どうやら向こう(東)側で救助活動を行うようだ。大急ぎで荷物をまとめ、デジイチを首からかけて往路を戻ることにした。
数十m先、見通しの良さそうなところで多くのハイカーが足を止めていた。私もザックを置いてカメラを構え、救出を見守った。(これを野次馬という)
救助スタッフがけが人を抱えて上がってきた。
救出成功!
さらに数分後、2人目のスタッフがけが人のものらしきザックを持って上がっていった。山梨県警大活躍だ!
9:10 下山開始。
西湖、足和田山、十二ヶ岳
若いカップル、少し先でベテランさんが軽アイゼンを装着していた。まぁ気をつけていれば大丈夫だろうが、もう転けたくない。せっかく担いできたし、私もアイゼンを付けることにした。
9:38 今日も北側登山道へ。
毎回気になるこの巨木
この本栖ブルーを見たいんだよな~
ようやくアイゼンが役立ちそうなところへ来た。逆に言うと他では一切必要なかったけどね。
木々があるものの、こうして南アルプスを見ながら進むのが楽しいのだ。
登ってきた女性に話しかけたところ、意気投合した。彼女は富士宮にお住まいで本栖湖までは小一時間で来ることが出来、今日もゆっくり目にやってきたという。また、既に山梨百名山を完登し、日本百名山も既に60座登ったという。テントを担いで数日間南アルプスを縦走する猛者だった。昨日今日と山談義が出来なかったので、とても楽しい時間だった。
望の富士山名刺を渡し、ブログに書きたいと伝えたところ、お店の名前を載せても良いという。
→松尾薬品HP。話しをしたのはここに出ているスタッフのお一人です。
その後はお馴染みの路をノンビリ・・・
木々の間から富士
いつも静かだが、この日出会ったのは登りでマツオさんの他にカップル、下りで一人だけだった。
毎度お馴染みのミズナラの巨樹
林道へ
11:24 ゴール。←遅すぎだよね。
未明はあんなに停まっていた車がこんなに少なくなっていた。
その3へ続く
年末も年始も頑張ってますね。
私は「コタツねこ」になりきってます。
今年は一緒に富士を撮りたいです。
コタツも良いけど、冬は寒くても富士がよく見えますよ。出かけましょ!
また山の上でバッタリがあると良いですね。