ふたご座流星群の存在は知っていたものの、それほど興味は無かった。しかし、昨年この時期に偶然sanaeさんの7年前のレポを見て、是非行きたいと思うようになった。今年は一番多く見られるのが14日の日曜日の21時ごろだという。(詳細はこちら)さすがに翌日は仕事なので、見に行くならその前日の土曜日しかない。しかし、土曜日午前は仕事。都内が超混雑している土曜日午後にタント移動をするため、それ程遠くまではいけないだろう。そこで、上記のsanaeさんたちが撮影した鉄砲木ノ頭またはパノラマ台で撮ることにした。
詳しい方に「ふたご座は土曜日の20時ごろ東の空に昇ってくる」とのアドバイスをもらい、金曜の夜にタントに荷物を積めば良いだけにしておき準備OK。土曜日の朝天気予報を確認し、ウキウキしながら出勤。
14:30頃帰宅し、まずはヒートテックをモンベルジオライン上下に着替えた。今日は確実に氷点下だ。できる対策は取っておきたい。
自宅を出発したのは15時過ぎ。この時間はそこそこ気温が高く、車内ではジオラインのシャツに山用のウェア2枚だけで十分な程だった。
さて、山中湖は未明なら1時間40分程で着くが、今日は何時ごろ入れるか・・・
予想通り都内は車でビッシリ!場所によってはノロノロ運転を強いられた。
イライラしないようにBGMはその週に取っておいたpodcatだ。最初は小島慶子とミッツマングローブのオールナイトニッポンゴールドだった。なんと、次週17日で小島さんが止めるという。ohなんてこったぁ!!
まだ都内を走っている頃、キレイな夕焼けが見えていた。きっとダイヤ狙いの人たちはウハウハだろう。ダイヤを撮ってから山中湖へ・・・なんてことも考えながらの運転を続けた。
相模原のセブンでトイレ休憩をする頃、大分気温が下がってきた。さすがに車内でもユニクロダウンを着ることにした。眠くなるのでエアコンは極力我慢していたのだ。
すっかり真っ暗になったころに道志道へ入り、大分交通量が減った。今度は道の駅などで休憩を取らずに一気に山中湖を目指した。
18時過ぎに到着し、まずは平野でトイレ休憩を兼ねて少し撮っていくことにした。
湖畔には2台が停車していたが、三脚を構えている人は誰も居なかった。
おそらく楽勝で-5℃以下だろう。少し風もあり体感気温は半端なかった。車内で着ていたユニクロダウンだけでは我慢できず、裏地がフリースの山用ウェアと耳当てのついた帽子をかぶり、デジイチを三脚にセットして外へ。雲が少し有るので満天の星空とはいかなかったが、十分だ。
これ以降 殆どがシャッター速度は30秒。isoは1600~3200、WBは曇天にしている。
18:25
これが流星ならある意味今日の目的は達成なのだが、どう見ても飛行機の軌跡だろう。
スマホで夜景を撮ることは出来なかったので、この画像を撮影し、アップした。
まずはパノラマ台を目指した。もし混んでいて駐車場に入れなければ県道を少し進んで、上のカーブの辺りに停めるつもりだった。しかし、着いてみると先客は4,5台といったところか。十分に停めるスペースは開いていた。
9:11 先ほど平野に居たころ麓にあった雲が上がってきたようだ。ふたご座は東の空なので、富士と流星を重ねて撮れることはあまり期待していなかった。
まずは腹ごしらえ。今日もレトルトカレー。それにアルファ米ではなく、白粥。
今日はタッパーに入れてみた。汁ものは車内で食べるなら容器が有るほうが食べやすい。
いよいよ星の撮影開始。上は着込んでいるので大丈夫だったが、ポケットに使い捨てカイロを入れていても下半身が寒くてどうにもならない。せめて風を通さないようにレインウェアを重ねて履いてみた。
さて、ふたご座がどれなのかよくわからない。とりあえずオリオン座を撮っておくことにした。下に見えているのが鉄砲木ノ頭。翌朝未明に登るつもりだった。
モニターにはそれらしいものが・・・やっぱり飛行機か?
今度は東の空へ向けて三脚をセットしている頃、(多分)若い男性も三脚をセットし始めた。彼のアイフォンのアプリでふたご座の位置を教えてもらった。
あの縦に二つ明るい星が並んでいる辺りだという。
んん、ここにも・・・やっぱり飛行機?それとも・・・
シャッターを上記の彼にお願いした。
パノラマ台はふたご座狙いの人よりも富士狙いのカメさんが多かったように思う。一方でとりあえず来てみたという観光客(?)女性二人など、色々な人が現れては帰って行った。ここに長くいることは相当な根性と装備が必要なのだ。
また、暗くてよくわからなかったが、欧米人男性3人組が英語以外の言葉、なんとなくロシア語のようにも聞こえたが、ハイテンションで会話していた。
WBを蛍光灯にしてみた。再びオリオン座。
21:09 そうだ。また富士を撮っておこう。
んん、これは・・・飛行機か、それとも・・・
こうしてなんだかんだで-10℃以下の中、3時間弱は頑張っただろうか。カメラをセットして、レリーズを押そうと思っていても見ている方向に流れることはなく、ふとしたときに視界にちらっと入ったのが覚えている範囲で4個。まあこんなものかな~、見えただけでも良しとしなければならないのだろう
上下の防寒は何とかなっていたが、足元から寒さが伝わり、痺れて来た。さすがにもう無理だ。明日未明は鉄砲木の頭に登って紅富士を撮るのだ。もう寝ることにしよう。
ここに着いてから3度目くらいのトイレに寄って、就寝準備開始。
22:31 お約束
翌日編に続く。
隣で一緒に撮影させて貰った者です(^-^)
やはり流星をフィルムに収めるのは至難の技でしたね…
次回の流星群の時はリベンジしたいですね!
カメラに収めるのはホントに難しかったですね。
次回はもう少し寒さが厳しくないときに狙いたいです((+_+))
ばっちり撮れてますね
さすが
がんばりましたね
私は30分ほどで寒いのでやめにしました
寒がり、雪・氷が苦手、写真も下手では・・・
私も・・・車中泊をいつかはと思案中です・・・
カメラ、手ごろな価格で直ると良いですね。
でも元旦とか寂しいですね。