昨夜、Eテレで「旅するイタリア語」傑作選を放送していた。中でもアマルフィ編はまさに感動編。イタリア語講師のマッテオさんとバイオリニスト古澤巖さんが、南イタリアのアマルフィ海岸を見下ろす山の上の一軒家に一人で暮らすジェンマおばあちゃんを訪ねる。見知らぬ旅人を快く受け入れたおばあちゃんは二人をワインでもてなす。古澤さんがお返しにとバイオリン演奏を行う。曲目は映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマ。思いがけないプレゼントに相好を崩して聞き入るおばあちゃん。その顔には深いしわが刻まれている。その向こうにはアマルフィからティレニア海へと続く真っ青な海。そしてバイオリンが奏でる珠玉のメロディー。これだけ揃うともう涙を我慢できない。見るとマッテオさんも号泣している。スタジオで映像を見ている渡辺早織さんも涙がとまらない。日本人もイタリア人も同じように感動するんだと妙なところに感心。涙なしには見られない一編だった。
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