徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

存続が危ぶまれる「民謡田原坂全国大会」

2014-04-21 16:05:20 | 熊本
 来る5月18日、植木文化センターにおいて「民謡田原坂全国大会」が行われる。今年で17回目になるこの大会の、来年以降の存続が難しくなるかもしれないという話を、先月、味取観音瑞泉寺で行われた「種田山頭火供養祭」の席で聞いた。
 熊本市が政令指定都市になって2年が過ぎた。熊本市と合併した植木町と城南町は現在、合併特例区として旧町時代並みの事業を行なうことが出来るが、この特例区事業も、合併特例区が終了する平成27年3月22日をもって終了する。それ以降、熊本市の事業として再スタートするのか、地域住民主体の事業として継続するのか、あるいは廃止となるのか、資金的な問題や運営体制の問題などを検討した上で方向が決まるという。
 植木町では、この「民謡田原坂全国大会」の他にも各種のイベントなどをこれまでやってきているが、廃止に追い込まれる事業が出てくるのは必至の情勢のようだ。
 今や「民謡田原坂」は熊本にとどまらず、全国的な文化財と言っていいと思う。何とかこの大会を残し、「芸どころ熊本」の文化を発信し続けてほしいものだ。



▼昨年の「民謡田原坂全国大会」の模様


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