気持ちを届ける会 代表の日記

フードバンクへのおもい

恥の多い人生を過ごしてきた代表です。
私には、いわゆる普通の生活というものが理解できないのです。

西暦2000年頃、セカンドハーベストジャパンという団体が上野公園で炊き出しをやっているとネット検索で知りました。
中国の諺【吃飯比天高】食事は神様より尊い
【民以食為天】孟子のことば 意訳:お腹いっぱいになれば争いもなくなる

といったようにあちらでの生活が長かった私は食をとても重視する人間になっていました。
そんな時、中国で見かけた児童売買で乞食をしている食べられない人を思い出し調べたことがきっかけでフードバンクという活動があると知りました。

静岡でも活動を始めたい、と思った私は、即時メールで問い合わせをしました。

数日後、上野公園に来て手伝ってくださいと返事がありました。

でもね、当時の自分は中国から帰ってきて極貧生活のなか、明日の500円をどうするかという生活をしていました。
それで、上野に行けないので時期至れば道拓くとおもい気にしつつそのままにしていました。
そうこうするうちに、静岡市にフードバンクができ自分がやらなくても他の人がやるから、方向を貧困支援にシフトしようと決めたのです。

最初は、自分で稼いで持ち出しでやっていました。でも継続が難しくなるのです。
ミャンマーの孤児院にお菓子とケーキを、現地在住の日本人に依頼して持っていったのもこのころです。並行して、静岡市にある日本語学校の留学生の身元保証人もやっていました。
ミャンマーの孤児院にいくため、車をチャーターし、運転手を雇い、ケーキやお菓子80人分をそろえ、日本語学校関係で知り合った日本人にお金を託し実施しました。明細書と写真が送られてきました。
そして、実績は自分のものにしたいと書いてありました。
天網恢恢疎にして漏らさず と申しますので名も実績もいらないと言って彼女に譲りました。それから音信不通になりました。

話が反れました。

飯が食えないって本当に悲しいことです。
フードバンクを利用したけど、お菓子が多くて主食が欲しかったので、
頂いたお菓子と野菜を交換してもらったとききました。

自分が食えなかったときにやってもらってうれしかったことをしようとおもいます。

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NPO活動を推進するため、お金が必要です。
代表も、経済活動をしながら保護司の活動をしています。
代表以外の理事も各自の仕事をしているので、専業でNPOを活動しているスタッフはゼロです。
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本は、百科事典・全集の回収は相談してください。




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