気持ちを届ける会 代表の日記

子どもにとって一番悲しいことは?

恥の多い人生を過ごしてきた代表です。
私にはいわゆる普通の生活というものが理解できないのです。

自身の経験ですが、とても食い意地の貼っていた私は、仏壇に合ったお菓子がなくなっているといって突然母に叱られました。
やっていないという自分の頭ごなしに、「食べたでしょう、嘘つくんじゃない」と、怒る母に泣いて抗議をしました。
そのとき、偶然仕事から帰ってきた父が、「どうしたんだ。仏壇の菓子がなくなっている?それは俺が食べたぞ。」といいました。
母は、素知らぬ顔をしてその場を離れました。

子どもにとって、親に信じてもらえないことはとても深い傷を負うことになります。 親は、どんなことがあっても子供のことを信じていてほしいです。

これがないと、将来犯罪や非行につながることになると思います。

ひるがえって、保護司というボランティア活動を通じて知り合った、罪を犯し刑務所に行った人の多くは、今まで誰にも信じてもらったことがないし、敬意を払ってもらったこともない人が多いように見受けます。

こここからが、今日、私が言いたいと
  エッ ナ、ナンデスト~
わたしがNPO を引き継いだとき、何が何でも信じる(性善説)を選択することにしました。実際にはできていないと思うこともあります。
だから、保護司になって協力雇用主会に登録した時も、どんなことがあっても、嘘ついていると気づいても信じようときめました。

しかし、実際には・・・
詐欺しは、息を吐くように自然と噓を吐く(つく)し、寸借詐欺みたいなひとになけなしの金を貸し、仕事もあっせんしたのに翌日迎えに行ったら消えてしまったこともあります。
             ハウァ!

法律に従って、淡々と対処しています。

気持ちを届ける会は、善意が機能する社会をつくることが一つのゴールです。
そこに、前歴も何もありません。信頼と敬意があるだけです。
だから、せめて自分だけは、「生まれたての赤子は噓をつかない」この単純明瞭なことを信じて、性善説でありつづけます。




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