《補われた知と対をなすもの-2》
生命の過程としての存在を規定しているものこそ、生命の力、生活機能の円環である。また自身の生命を自身の中に保存し、存在の感覚におこる様々な相互作用によって、時間・空間を異にしても同じであり続けるために維持しなければならないのも、この円環である。全ての存在の、ある状況、状態はこの根本的な円環と、現実の上にさらに別の表象を重ねて写すようになっており、絶えず変化する環境で相互作用が行われるさいに、この円環が生命の連続性を保証している。生命が時間・空間を異にしても同じであり続ることを、失うことなく行いうる作用の領域を規定しているものこそ生命の力、生活機能であり、時間・空間を異にしても同じであり続ることの維持は、生命の過程としての存在を規定しているこの円環が破壊されない限り保証される。・・・・・つづく
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