「吟味されざる生に生きる価値なし」とソクラテスは言った。
・・・・・じっさい、自分を吟味、自分の主張を検討しない人を教養ある人とは誰も認めないものです。いい吟味、いい検討、つまり、いい観察とは、分析的で実験的です。そしてすべてのいい思考はその中がら生まれます。その思考は止むことはなく、人生におけるあらゆるよろこびの数を増やし、生き生きととした若さを保ちます。それは他の人からは常に一生懸命に見えるでしょう。しかしそれは高揚感の塊なのです。・・・・・多くの科学者や作家や思想家たちがそうであるように、学ぶ欲求ではなく、知る欲求に、好奇心、探求心、実験精神が呑み込まれ、まるでこどものようなではなく、こどももままでいるのです。そして、私たちはそういった特徴や精神を誤解し大人と呼び、姿や論文や物語を見て「勉強しているんだなぁ~」「すごい人だなぁ~」と、いっているのです。
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