コメント
 
 
 
カダレ (ペーチャ)
2010-03-13 01:19:36
おお、ついにカダレ『夢宮殿』ですね。
実はぼくも、この小説がおもしろいというのは分かったのですが、でもあんまり集中して読めなかったんですよねえ。もっとも、ぼくの場合はそういうことがざらにあるのですが・・・

代表作の『誰がドルンチナを連れ戻したか』なんかは、必ずしも陰鬱な物語というふうではなく、ちょっと不気味でミステリアスではっとするような、何とも言えない作品です。

あと、『草原の神々の黄昏』にはロシア作家が色々登場してきたはずなので、ロシアに興味のある人は必読だ、といつか先生が言っていました。が、個人的にはそうでもないかな、なんて・・・でもntmymさんなら何か得られるものがあるかもしれません!
 
 
 
カダレ (shibata)
2010-03-13 01:33:12
カダレ、いいですねえ。
『誰がドルンチナを連れ戻したか』もとてもおもしろかったですが、ntmymさんにはきっと『砕かれた四月』が合うのではないかしらと思いました。
 
 
 
わあ~! (ntmym)
2010-03-13 09:33:19
*ペーチャさん、こんにちは♪

やっぱり集中できませんでしたよね、これ(^_^;)
なんか、もう物語の終盤まできちゃってるのに、まだ主人公が事態を全然把握出来ないままでいる、というようなところがムズムズした感じです。
『草原の神々の黄昏』というのは知らなかったです。ちょっとチェックしてみます!




*shibataさん、こんにちは!

『ドルンチナ』にはなぜかあまり食指が動かないでいたのですが、やっぱり読んでみようかなと思いました。『砕かれた四月』は良さそうですね(^_^) タイトルからして、すごく良さそう! こちらは必ず読みますよ!



お二方とも、色々と教えてくださって、ありがとうございます~♪ なんだかとても感激しました(^_^)勉強になるなぁ!

それにしても、いやー、カダレ、いいですね♪
この暗さと幻想性。私はなんだかとっても好きになりそうです。近いうちにカダレ強化月間を開こうかなと思いますよ!
 
 
 
Unknown (パーセク)
2010-03-13 23:42:28
カダレはいい作家ですね。邦訳は充実してるとはいえませんが、大半の作品は90年代には中国語や韓国語にも翻訳されていた世界的に有名な作家のようです。(死者の軍隊の将軍あとがきより)
なんだか安部公房が(生きてたら)好きそうな作風ですよね。夢宮殿も官僚制批判の寓話として捉えることも出来ますが、それよりも伝統と幻想が隣り合う物語の世界を体験しようとすることで作品をより深く読むことが出来ると思います、ガルシア=マルケスの小説と同じように。その点ノーベル賞を取ったサラマーゴの白の闇などは作品の中に浸ることが出来ず、寓話的側面ばかりが目立ってるように感じました。だからサラマーゴが駄目ってことではないですが。
とにかくカダレは現代の世界文学の中でかなり高い水準の作家だと思います。フランス語からの重訳でも良いからもっと邦訳を出版されることを期待してます。それでは長文失礼します。
 
 
 
大人気! (ntmym)
2010-03-14 08:03:50
パーセクさん、こんにちは!

カダレ、大人気ですね(^_^)!
私もこの人の面白さに気付けて満足しております♪
安部公房が好きそうな作風、というのには、なんとなく納得。ガルシア=マルケスのように伝統と幻想が寄り添って、というのにも納得ですね! たしかにそういうところがありましたね。うんうん。

私は次の読書では、もっと深い所まで入っていけるようにがんばりたいと思います☆

 
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