コメント
 
 
 
キツネその2 (SEN)
2005-06-24 00:36:26
個人的に、良い短編の条件は、

①ストーリーが完結している

②キャラクターの人生が集約されている

③面白いアイディアが最低一つ入っている

の三種類だと思っていますが、『蛍火の杜へ』はこれを全て満たす完璧な短編です。

ラストシーンのギンはとにかく美しかった!

悲しいお話ですが、最後の一瞬は彼にとって永遠に等しい幸福な時間だったと思います。



同じ作者の『あかく咲く声』(キツネその1)も好きです。こちらも、二人のキャラクターの間に流れる時間が美しい。
 
 
 
ですよねー! (ntmym)
2005-06-24 07:08:53
やっぱ完璧ですよね、これ!

あのラストへの話の持っていき方が上手いんですよねー。

きつねの面とか手ぬぐいとか、小道具の使い方も良いですね。

ほんと、悲しいけれど最高に幸せな物語です。



『あかく咲く声』はまだ読んでないんですよねー。読みたい!

最近面白かったのは『緋色の椅子』というファンタジーですね。舞台が中世っぽくて、楽しかったです。
 
 
 
緑川ゆきは (SEN)
2005-06-25 08:13:29
『あかく咲く声(1)(2)(3)』『アツイヒビ』『蛍火の杜へ』『緋色の椅子(1)』と続けざまに読みました。ふわふわとした感じの絵柄で、たまーにドロッとした話があったりしてなかなか味のある作家さんです。さすがに全部当たりとはいきませんが。(笑)



『緋色の椅子』は、中世ぽい世界観は好きなのですが、ストーリー的にはなんとなく息切れしたような感が……。実体験に基づいた感じのエピソードが多い方なので、ネタの消費が激しいのかも。



好みの作家さんなのは間違いないので、頑張って欲しいところです。
 
 
 
Unknown (ntmym)
2005-06-25 15:27:25
今ちょうど、漫画読みたい病なので、未読の『あかく咲く声』を買っちゃおうかなーという気になっています;

『アツイヒビ』と『蛍火の杜へ』は持ってます。

「アツイヒビ』の方は結構ドロッとしてますよね~。



『緋色』は確かにちょっと薄い印象でしたが(最初の方はもうよく覚えてません・・・)、

最後の方は結構盛り上がって面白かったですね~。



私も緑川ゆきさんをひそかに応援しています。

今連載中の『夏目友人帳』というのが何か微妙に楽しいです。個人的にはすごくこの人らしい作品という感じがしています。

ああ、いい年をしてどういう雑誌を読んでいるのかがバレますな。
 
 
 
緑川ゆき (こまき)
2005-08-19 22:13:34
ご無沙汰してます!

今ごろはご実家生活を満喫されているのですね。

先日某友人から「ntmymちゃんのブログで推奨されていたので」と、又推奨されて、『蛍火の杜へ』を読みました!

本当に、すっごく感動しました!

緑川さんのは、その昔『あかく咲く声』を途中まで読んでいただけだったのですが、素敵ですね!

はまりました。

今日は短編集の『アツイヒビ』を買って帰ってみました。

もったいないような気がして、夜更けにじっくり読もうとまだ開いていませんが、そろそろ・・・。
 
 
 
ご無沙汰です! (ntmym)
2005-08-20 13:24:48
ご無事のご帰還、なによりです!

おつかれさまでした~。

私もようやく大阪に帰って参りました。暑いぜ。



『蛍火~』はいいですよね。

夏になると必ず読みたくなるお話です。うまいなあ。

『アツイヒビ』も、なかなか良いですよ~。
 
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