阪急百貨店をぐるりとしていたら、突然sUnさんが「喉が渇いた、カラッカラ」 と
ならば何処かでお茶でもしようかと思ったのですが、お洒落なカフェはどこも順番待ちの長い列ができています
初めから〇〇〇でお茶しようと来ていれば、順番を待つのも平気なのですが、別にどこでもいいと気軽に来ている時の順番待ちは、あまり好きではない私たち
あっちは? ならば、こっちは?を何軒繰り返したことでしょう。最初の主背に並んでいたら、今頃は。。。
「水、水をくれ~」状態のsUnさん。今まででしたら、必ずバックに飲み物を持参していたのですが(特に大阪では)、最近バックの重みが体に堪えて、できるだけ軽くしていたいと思って、飲み物を持って歩いていないのよ
sUnさんが、「途中でどこかへ寄ろう」なんて言い出すことは滅多にないので、思わぬ申し出に、ちょっと欲を出した私が悪かった
どこにも入ることができなかった私たちは、駅の構内にあった自販機で水分補給
sUnさんも生き返ったところで、もう一つのお目当ての百貨店JR大阪三越伊勢丹へ
まずは、三越さんの地下から攻めてみます。
と、食料品街に入ったところで、ひっそりとした茶店を発見
ラッキーなことに、誰も並んではいません
さっきお水を飲んだばかりだけど、入る?入ろうってことに
そこはね、京都の老舗和菓子屋/老松というお店の23日.24日だけの期間限定「老松茶屋」
老松の嵐山店にある茶房「嵐山茶寮 玄以庵」でしか食べられないメニューとこの時だけしか食べられない特別メニューの「老松茶寮」
百貨店の一角にパーテーションで囲っただけの仮設茶房でしたが、中をチラリと覗いた感じでは、なかなかいい感じです
↓ sUnさんが注文したあんみつ
あんみつ用に特別に作ったあんこと、もっちもちの求肥。それにとっても大きな栗 黒蜜の甘さもさっぱりとしていて、寒天が最高に美味しかったそうですよ
↓ 私は生菓子と抹茶のセット 雛の里
ひな祭りが近いという事で、桃の花をきんとんにした和菓子です。乙女心をくすぐるはんなりとしたお菓子で、気分も華やぎます
ところで、私、お餅とアンコが苦手です(←どこの誰というか、細坪さんと好みが一緒で嬉しい~)
ふーちゃん(母)やアグネス(妹)、それにsUnさんやイチロー(長男)、姑のスザンヌと、家族みーんなは大好きなんですけど、私だけ苦手です。
あっ、ジローは苦手派で、私と一緒。
「世の中になくていい」とまでは言いませんが、最中と羊羹は、特に苦手です。
そんな私ですが、季節物の和菓子には目がないんです。1年に1度、その時だけしか味合えないってところが良いので、いつでも食べたいってものではないですよ
桜餅とか鶯餅、それに水まんじゅうとかね
生菓子も季節を取り入れたものなど、目と舌で楽しみ、何とも言えない贅沢でお上品エッセンスが、良い気分にさせてくれます。
この桃の花みたいなお菓子も、とっても優しい甘さで、気持ちがホワワワ~ンと和みましたよ
ファストフードとか、早いとかお手軽とかが人気の様ですが、じっくり味合いながら楽しむお茶の時間って、気持ちもゆったり落ち着いていいですよね
この期間限定の「老松茶屋」では、嵐山の玄以庵でも使用している器の作家さん・脇山さとみさんの作品の展示販売もしていました。
例えば、お干菓子を載せていたこんな豆皿や、お抹茶のお茶碗、それにあんみつの器とか。
子どもが描いたような素朴な絵柄が何とも言えない可愛らしさです (←KOKIAさんも好きそう)
お茶碗を持った時の感触が何とも言えないホッコリとした気持ちにさせてくれるというか、形も手に馴染んで良かったですよ。
お抹茶ではなく、お家ではカフェオレとかなら気軽に使えそうですね。
脇山さんの工房は、モズクレイといって、mother cray の造語のようです。
絵柄もホッコリとしますが、一番は土感ですね。作家さんの温もり、優しさが伝わってくる、そんな素敵な器でしたよ。
甘い物を食べて、元気が出た所で、行きますか 三越さんを探訪して来マッスル