7月21日、大阪・大丸心斎橋劇場であった細坪基佳さんのライブの思い出をダラダラと綴っています
まだ派手な楽曲は歌われていないので、ライブはまだまだ続きますよ
私の思い出語りも、もうしばらく続きますので、御辛抱を
細坪:ふきのとう時代は、瀬尾さんとか石川(鷹彦)さんとかにアレンジをしてもらっていたんだけど、クラシカルな感じだと溝口肇さん、あの「世界の車窓から」で有名なチェロの人が最初かな
溝口さんは、色白で2枚目でさ、28年位前に溝口さんのへ行ったことがあるんだ
あれっ、オレ28年前って何でスラット出たんだ いや、俺がまだ独身だった頃だから30年前か。。。
(いや、別に28年前でも30年前でも構わないんですけどね、独身だったか独身じゃなかったかで区別されてるところが、気になった私です)
細坪:独身の男の人の部屋(溝口さん)なのにさ、真っ白なの 壁も床も台所もテーブルも、みーんな真っ白
それでね、紅茶を出してくれるって コーヒーじゃなくって紅茶よ
急須じゃなくって(←久保田さんの笑いをこらえている様子が 久保田さんも、溝口さんに近いお育ちですからね)、ティーポットで
(ティーポットで紅茶を淹れる真似をする坪さんですが、どう見てもティーパックを揺すっているの。ちゃうちゃう、そこはリーフでしょ)
細坪:溝口さんが「半分でいいですか?」って訊いて来て、半分て変な事を聞くな~って思いながら「普通に1杯」って返したんだ。
で、出してくれて飲んだんだけど、色も変だし味も なんか漢方薬みたいな味がして、俺が知っている紅茶の味と違ったんだよ
よく聞いてみたら、それはハーブティーで、さっき「半分でいい」って聞こえたのは、「ハーブティーでいい?」ってことだったんだよね
だって、ハーブティーなんて俺、知らなかったんだもの
(私も30年前だと、まだハーブティーなんて影も形も知らなかったと思います。エゾウコギとか薬草茶なら知っていましたけどね)
ハーブティーを知らなかった坪さんですが、天野さんの奥様からは「ふきのとうはお金持ち」って思われていたことを、天野さんが天国へ行ってから知ったそうですよ
それはアイスコーヒー事件だそうですが、その内容はまたどこかでお話しますね。(坪さんから聞く方が早いかもね)
愛のナイフ
アイスコーヒー事件があった渋谷の時代に天野さんと一緒に作った歌だそうです
坪さんと久保田さんのギターで
ピーピピピピピーの印象的なコーラスの部分をギターで奏でていたのが印象的でした
それと、歌い出しの#窓をたたく人の影に で、後ろの壁に丸い窓の様な光と坪さんの黒いシルエットが現れて、まるで歌とシンクロしていて、歌の世界にドドーンと入り込む仕掛けがバッチリでしたよ
天野さんとの歌を歌ったところで 、天野さんとの思い出を思い出した坪さん
細坪:アイツな~、俺の結婚式に来てくれてNSPで歌を歌ってくれたんだけど、それが『Rain』って歌でさ、どちらが悪いモノだと どちらが可哀想だと~~~ だよ
天野の結婚式の時には、ふきのとうでしーあわーせになーりたいね~ほんのーすこし~~~って歌ってやったんだけどさ
細坪さんは、そんな昔を思い出しながら、最近「アレがあって現在。。。振り返ろう、立ち止まれ~~、歩みを振り返ろう。俺が振り返らずに誰が俺の歩みを振り返るんだ有名人じゃあるまいし、自分しかいないじゃないか」ってことを力説されていましたよ
ハラカラ
歌う前の坪さんのお話があったので、いつもより涙もろくなって聞いていました
#何を失くし 何を見つけた 君が望んだ場所なのか
沖縄チックなイントロは、穏やかな昼下がりを連想させてくれます
照明は、白と青、そして黄色が混じり、シャボン玉みたいでした
すぐに壊れて消えるシャボン玉もあり、遠くまで飛んでいくシャボン玉もある
儚い命と、かけがえのない人生
心ときめくことも少なくなり、自分の生き方を忘れそうになったり、心の力をなくしかけたり、そんな私たちに向けてもう一度 歩いてゆこう つぼさんは、とっても力強く歌ってくれました
そのエール、しっかり受けとりましたよ