昨日、速報で東近江バイオレッツ優勝の報を知らせたが一夜明けて地元の滋賀報知新聞社も東近江バイオレッツの快勝を報じた。現時点の関西では東近江バイオレッツの強さを発揮した結果であるが目標は「日本一」である。
着実に実力を蓄え、負けぬチーム作りに成功すれば全国制覇も夢ではない。
東近江バイオレッツの精進を祈る。
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第13回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会(関西女子硬式野球連盟主催)の決勝が6月26日(日)、大阪のくら寿司スタジアム堺で行われた。
大会初優勝を目指す「東近江バイオレッツ」は「神戸弘陵学園高校」に8―1と勝利し、チーム発足当初から掲げていた「関西一」の称号を5年目の節目で見事つかみ取った。
大会初優勝を目指す「東近江バイオレッツ」は「神戸弘陵学園高校」に8―1と勝利し、チーム発足当初から掲げていた「関西一」の称号を5年目の節目で見事つかみ取った。
↑写真:滋賀報知新聞より
試合では1回裏のバイオレッツの攻撃、いきなり得点のチャンスが訪れた。一死一塁、変化球をとらえた3番木瀬選手の打球は右翼を越え二塁打に。その間ランナーが生還し貴重な先制点を入れた。
バイオレッツの先発は今大会好調の坂原愛海選手。しかし2回表、先頭打者に左翼を越える大きな打球を浴びる。「ボールを低く集めようと意識が切り替わった瞬間だった」と、その後はスクイズで1点を失うも3回以降は制球が光り、打たせて取るピッチングに徹して攻撃陣の援護を待った。
1対1のままで迎えた6回裏、先頭打者の関選手が左中間を抜ける痛烈な三塁打を放つ。すかさずスクイズを試みるもホームでアウト。
チャンスを逃したかと思われたが、続く稲嶺選手の二塁打で一死二・三塁の再びチャンスに。試合終盤の好機に打席は竹内選手。甘く入った初球を見逃さず思いっきり振った打球は右安になり1点追加。これを機に息を吹き返したように打線が爆発し、この回で7点を奪い取り試合を決定づけた。
↑写真:滋賀報知新聞より
上田玲総監督は「チーム発足からの念願だったタイトルが5年の節目でようやく取れた。選手たちが最後まで集中力を切らさずに戦ったことが決勝の大きな勝因だった」と振り返る。
優勝トロフィーを片手に主将の木瀬選手は「やっとみんなで有言実行できた。ホッとした気持ち。次は「関西一」の称号を持って全国大会で「日本一」を目指したいと話した。
↑写真:滋賀報知新聞より(左:神戸弘陵学園高校、右:東近江バイオレッツ」
<滋賀報知新聞より>
<滋賀報知新聞より>