週末に伊豆で子ども能のパーティーがありました!
いや、ホントは3月に行う予定の「子ども能打ち上げパーティー」だったのですが、震災の影響で予約した会場が当面貸し出し中止になってしまって…ついに年度を越して4月の開催になってしまいました。あ~、その間に主役を勤めた6年生は中学生になり、地謡に端座して耐えた幼稚園生はいちねんせいになり、そのほかの子もみ~んな学年がひとつ上がってお兄さん・お姉さんになって。
そんなワケで「打ち上げ+進学・進級お祝いパーティー」になったのでした。
以前に子ども能のクリスマス・パーティーをやった時はレストランを会場にしたのでしたが、今回はもっとリーズナブルに、ということで市民会館の会議室を借りました。集まった子どもたちやご家族は総勢25名! 相変わらずの大賑わいですね~。 ぬえがパソコンやプロジェクターを持ち込んで、まずは2月に神社の「梅まつり」で上演した子ども能のビデオや、それが地元のケーブルテレビで放映された映像を見て。ん~さすがにプロが撮った映像は違うなあ。武士役の子どもたちが戦う場面は迫力で、そのうえ地謡の子どもたちまで まんべんなくカメラがフォローしてくれていて、子どもたちは大喜び。
そうして、ぬえが編集した去年1年間の子ども能公演のビデオのダイジェスト版を順番に見ました。9月の地区敬老会への出演…11月の神社の秋祭りでの公演…日を追い、上演を重ねるごとに あきらかに技術レベルが上がっていることが一目瞭然。毎回、上演そのものは成功だった、と言えるのですが、こうやって並べて見ると、へえ、こんなに違うものかね~。
むしろ上演を重ねるごとに稽古の回数は段々と減っていったと思うのですが、それは次第に手直しの必要がなくなっていったからで、だからと言ってマンネリになって行ったわけではなく、やっぱり子どもたちにも自信と責任感が芽生えて行って、習熟度とやる気が増していったのだと思います。
さてさてお次は恒例のビンゴゲーム大会~! 毎回この景品を買うので ぬえは散財してしまいまするが…。それぞれのご家庭からも景品を募ったのですが、予想を遙かにしのぐ品数が集まって山積み状態。ビンゴゲームはみんな景品をゲットしてもなお景品が余って、2巡目のゲームを行うことになりました。さすが当地は農家の方もあって、テーブルにはイチゴが並んだり、ビンゴの景品にも山菜まであっていや~バラエティ豊かです。ぬえもこの日のためにフライドポテトを卓上で揚げる器具を用意しましたが、これも正解だったかも~。
今年の子ども能の始動はもう1ヶ月ほど待たねばなりませんので、この日をもってしばらくみんなともお別れ。でも今年も一生懸命に稽古し、楽しく遊び、それから史跡を巡って郷土の歴史を勉強したり、ついでに今年は清掃など奉仕活動も1~2回はやりたいと思っています。県内外からも少しずつ注目はされているようなので、いずれは市外にも進出できればいいなあ。
さてその夜は高校に進学した子ども能OGたちと会食。うわあ、あのとき6年生だった子がもう高校生かあ。この日はエリカ・アリサ・アスカの3人が集まってくれましたが、みんなそれぞれの高校の制服で登場! へええ、なんだかそれぞれの子のキャラに合った、とってもお似合いの制服ですな~。彼女たちは子ども能から卒業したあとみんな同じ中学校で同じ吹奏楽部の仲良し同士。高校は別々になったけれど、やっぱり今でもみ~んな吹奏楽部なんですって。今でも子ども能を手伝ったりしてくれている子もあります!
しかし…写真を撮る時って、Vサイン以外の決めポーズを、そろそろ誰か発明してくれまへんかね~