今日も暑い。最高気温 35.4℃(隣町アメダス)。
でも、午後、激しいにわか雨があり、かなり気温が下がりました。27℃ぐらいにはなったみたい。その後、晴れてきてまた少し上がりましたが。
今日の花は、別名「早乙女花」との落差が激しいヘクソカズラ。アカネ科の多年草。梅雨が明ける頃から、あちこちのフェンスや藪にからみついて可愛い花を咲かせています。
気の毒な名前の原因は、葉や茎を揉むと悪臭がするから。
この悪臭はヘクソカズラの細胞が破壊されることで、細胞中にあるペデロシドという物質が分解し、メルカプタンという揮発性のガスが発生するためだそうです(去年も書きましたっけ)。
メルカプタンはエタンチオールとも呼ばれ、ウィキペディアによれば「現在、ギネスブックにおいて世界一臭い物質として認定されている」のだそうです。臭いはず。
〈小説推理〉9月号が発売になりました。担当しているSFレビューで以下の作品を取り上げました――
- 片瀬二郎(にろう) 『サムライ・ポテト』 (河出書房新社)
- レイ・ブラッドベリ 『華氏451度〔新訳版〕』 (伊東典夫訳、ハヤカワ文庫SF)
- チャールズ・ユウ 『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』 (円城塔訳、早川書房)
- 山岸真 編 『SFマガジン〔海外篇〕』 (ハヤカワ文庫SF)
- 大森望 編 『SFマガジン〔国内篇〕』 (ハヤカワ文庫SF)
- 岡和田晃 編 『北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』 (寿郎社)