惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ハットトリック

2018-06-16 21:25:31 | サッカー

 最近は6時頃に起きることが多いのですが、今朝も6時起床。
 起きるとすぐに録画してあったサッカーW杯スペイン対ポルトガル戦を見ました。

 良い試合になるにちかいないと思っていたのですが、ここまで素晴らしいとは。
 開始早々、3分台にポルトガルのC・ロナウド選手がペナルティエリア内で相手選手と接触。PKを得ると、自分で決め、ポルトガル先制。
 一方、スペインは巧みにパスを回しながら、ディエゴコスタ選手がシュート。同点に。しかし、前半終了間近に、またロナウド選手が、今度は低弾道の強烈なシュートを放つと、キーパーの手を弾いて2点目。前半は2-1でポルトガルがリードしました。

 後半に入ると、スペインのチームプレーが真価を発揮し、2ゴール。1点リードして終了時間は刻々と近づく。ゆっくりボールを回して、時間を稼ぐふうのスペイン。ポルトガルはなかなかボールに触らせてもらえず、このままスペイン勝利かと思いました。
 が、時間がない中でひさびさにポルトガル勢数人がスペインゴール前に迫り、ロナウド選手がファウルを誘ってフリーキック獲得。

 このフリーキックが見ものでした。
 恐ろしい表情を見せてキックに挑むロナウド選手。直接、ゴールを狙うのは間違いありません。前方に並んだ選手の壁を越すのか。それとも、右から回り込ませるのか。
 選択は後者。
 すれすれの高さで壁の右端に上がったボールは左にカーブしながら高度を下げ、ゴールの右上に吸い込まれていきました。キーパーは視界を壁に奪われていたのでしょう、阻む動作を起こすこともできませんでした。
 凄いものを見てしまった。

 このロナウド選手の3点目で両者引き分け。チームプレーのスペインと個人技のポルトガル、それぞれの素晴らしさが存分発揮された試合となりました。

 ああ、朝からW杯を堪能!



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