惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

翡翠の足

2008-02-19 20:05:22 | 野鳥

 野川の親水公園を歩いていたら、カワセミがわりと近くの岩の上に来てとまってくれたので、なんとか足も見えるぐらいの写真が撮れました。私のカメラではこれが限界だと思います。

Kawasemi0802b  足、赤いですね~。
 羽根の青と水色、お腹のオレンジ色、そして足の赤。派手な色の取り合わせではあります。

 そして、この足、前の指がくっついていて、まるでひとつの指のように見えます(爪は3つあります)。他の方の撮ったきちんとした写真などを参考にすると、カワセミも他の鳥同様、前に3本、後ろに1本の指を伸ばしているようですが、こういうふうに前の3本をきっちりくっつけていることが多いようです。何でだろう?
 カワセミの場合、決して歩くことはないようなので、それと関係あるのかな。魚を掴む時は、大きく指を開くはずですが……。
 (追記:いや、間違ってました。カワセミはあの大きな嘴で魚をくわえるんですね。足は使わない。たぶん退化しつつあるんでしょう)


屋根に南瓜

2008-02-18 20:11:21 | 園芸
 なでしこジャパン、よくやった!!
 中継は最後の15分ぐらいしか見なかったのですが、フリーキックで同点、最後の逆転シュートと、素晴らしい場面を見せてもらうことができました。
 それにしても、よく勝ったなあ。大興奮しました。

 気がつくと夢想にふけっていることが、たまにあります。
 今日は、家の屋根でカボチャを育てたら素敵だろうなあと、大きな葉っぱが生い茂り、巨大な実がごろんと横たわっている姿を想像していました。
 地面に苗を植えて、平屋の屋根に茎を這わすといいと思うのです。夏の断熱にもなるし、野菜はとれるし、一石二鳥。
 我が家は2階建てで、この考えを実践するのは難しそう。誰か実験してみないかなあ。


鵯の足

2008-02-16 18:40:39 | 自然
 このところ小鳥の足に注目していますが、今日はヒヨドリ。
 写真は身を乗り出して牛脂を食べようとしているところ。

Hiyo0802  なぜ牛脂がこんなふうにぶら下げられているかというと、ヒヨドリやムクドリなど大きな小鳥(変な言い方かも)が食べに来るとあっという間になくなってしまい、供給が追いつかないからです。大型の鳥には食べにくいように意地悪をして、シジュウカラやメジロなどの分け前を増やすようにしてみたのです。
 針金をこの長さにすると、ヒヨドリやムクドリは無理をしてようやく嘴が届く程度。食べられないわけではないのですが、思う存分食べまくるというわけにはいきません。メジロとシジュウカラは垂直な針金にもつかまることが出来るので、多少苦労はするものの、好きなだけ食べられます。
 ただ、スズメはダメですね。恨めしそうに見るだけ。ムクドリなどが食べ散らかしたカケラを、地上で拾って食べています。

 さて、写真のヒヨドリですが、左足に注目してみました。
 通常は他の鳥同様、前向きに3本、後ろ向きに1本、指を配置してとまるのですが、この場合、左足では後ろ向きに2本の指が見えます。ちょっと変わった配置。
 思うに、ぐんと前傾した場合、後ろ向きの指には体重が強くかかるので、それを支えるために1本増やしたのではないでしょうか。勝手な推理にすぎませんが、もしそうだとしたら鳥も結構、器用なことをするものです。


続・翡翠

2008-02-15 20:35:53 | 日記・エッセイ・コラム
 夕方、琥珀橋の上を通りかかると、昨日と同じ木の枝にカワセミがとまっていました。川面――というか、水中を睨んで、漁のまっ最中。
 今日は撮影はせず、じっくり観察してみることにしました。

 寒さのせいで川に小魚があまり泳いでいないのでしょうか、カワセミはなかなか水に飛び込もうとしません。枝の上で向きを変え、狙う場所を変更したりしています。
 やがて、ボッシャーン!
 失敗。さっきとは違う枝にとまって、また水中を睨み始めました。

 そんなことを3回ほど繰り返したものの、一向に餌が取れる気配がありません。諦めたのか、川上目がけて、低く飛んでいってしまいました。この間、約10分。

 ところで、そうやって私がカワセミを観察している間、遊歩道のフェンスに寄りかかって、じっとカワセミを見ているもう1人のオジさんがいるのです。
 カワセミが飛び去るのを見て、ようやく歩きだしましたが、世の中にはヒマな人がいるもんですねえ。


翡翠

2008-02-14 20:17:51 | 自然
 朝は冷え込み、水遣りの如雨露にたまった水も凍りついていましたが、日中は穏やかに晴れました。気温もそこそこ。

 風は強くなく、川面が波立つこともあまりないせいか、カワセミが漁をする姿が目につきました。

Kawasemi0802  写真は2羽見かけたうちの、1羽。
 最初は混み合った枝の向こうにいて見づらかったのですが、ダイビングした後(獲物はなかったようです)、とても良い位置に留ってくれました。ラッキー。
 ただ、遠いので足がはっきり写っていないのが悔しい。

 冬は比較的、カワセミの姿が少ないように思うのは気のせいでしょうか。寒くても餌をとらないわけにはいかないので、きっといつもと同じように漁をしているのだとは思うのですが……。