チューリップ賞の展望

こちらは桜花賞の主流ステップとされているチューリップ賞。
牡馬の弥生賞がそうであるように、桜花賞有力馬は基本的にはこのレースを使ってくる。
こちらには２歳女王アパパネが出走予定。

では連対馬の傾向。
過去９年。
１０年前は不良馬場で特殊なので、除くことにしたので。
今年は馬場悪化かもしれないが・・・

来ない馬
(1)前走、未勝利。ただし、1番人気でかつ連対率100%でかつ1600m以上を経験馬は除く。
(2)前走、重賞を除き、ダート戦。※ただし、芝からダート変更したレースの場合は除く
(3)前走、阪神JF、エルフィンS以外で4着以下。
(4)前走、エルフィンSで5着以下。
(5)前走、阪神JFで8着以下。
(6)前走、下級条件で4番人気以下。
(7)前走、阪神JF以外のオープン以上で5番人気以下。
(8)前走、阪神JFで6番人気以下。

残った馬
アパパネ
ヴィクトリーマーチ
オウケンサクラ
シンメイフジ
ラナンキュラス
ワイルドラズベリー

６頭。


桜花賞のステップレースであるし、同じコースでもあるので、阪神JF組が主流ステップとして
出走してくるように思われるが、意外にも阪神JFから直行でチューリップ賞を使う馬は近年少ない。
桜花賞との結びつきもやや薄れてきている感はある。

しかし、それでも基本は王道のステップレース。
阪神JFから直行で出走してくると、連対に１頭は来る感じ。
逆に２頭とも連対した年は１度もないのだが・・・

とりあえず近３年は阪神JF勝ち馬がチューリップ賞に出走。
すべて連対している。
３頭とも阪神JFは強いレースだった。

話が堂々巡りしているような感じもしないでもないが・・・

とりあえず傾向として極端な波乱のあるレースでもないし、ここはアパパネで良いでしょう。

桜花賞はどうかは別にして。

個人的にはアパパネの力は抜けた存在とはまったく思っていないので、桜花賞では本命にする事は
今のところ考えていないので、ここは勝って桜花賞では人気を確実に背負ってほしいので、
その辺の思いも含めて。

相手は。
阪神JF組の２頭連対がない傾向から、ヴィクトリーマーチ、オウケンサクラ、ワイルドラズベリー。

ヴィクトリーマーチは前走、エルフィンSは２着ながらも人気を裏切った形。
スケール的にまだ微妙な部分はあるが、本当に強ければある意味走り頃であり、狙い頃。
オウケンサクラは連勝の勢い。
追って味のあるタイプで相手なりにはしれそう。
本番では通用するはずがないと思うが、ここならば・・・の期待。
ワイルドラズベリーは２走前のマイル好タイムはここでは胸が張れる。
もしかしたら、アパパネを含めて、阪神JF組より力関係は上の可能性もありえる。
そういう意味でいけば、オッズ次第でワイルドラズベリーから入る手も有る。