畑の仲間と年齢軸

猫の額ほどの土地で野菜作りを楽しむ同好会。NHKの番組(月刊やさい通信)のスタッフが取材に来た。本音は飲み会。

農業の技術開発

2009年06月27日 | 日記
6月26日東大浅野キャンパスにある武田先端知ビル武田ホールで行われたエコデザインに関する講演を聞きに行った。演目の一つ「農業を科学するー植物における水と養分のリアルタイムイメージング」:中西友子東京大学農学生命科学研究科・教授。植物がいつどの肥料(水も含む)をどのくらい吸収しているかをX線や中性子線で観測し、植物の中の水の動きをリアルタイムでとらえ、植物体内で常に大きな水循環があることを示しました。これは過剰施肥を防ごうという研究である。稲の根がどのようにのびていくかを記録した映像や大豆の根の水分像など興味ある研究成果を見ることができた。稲の根が右に左に動きながら延びていく様がよく分かる。植物は水と17種の元素で生きているとのこと。植物は水の環境を整えることにより、収量を大きく伸ばすことができるというのが中西先生の結論であった。
話は変わるが、私は大根の種を蒔くとき、マルチの穴の中央に棒で40センチ程度の穴をあけ、埋め戻してから種を並べる。
大根は細い糸状の根が穴を伝わって深く伸び、それから太りだす。その長さは30センチから50センチにもなる。この方法で種を蒔けば形のいい大根を収穫することができる。お試しあれ。

悪党

2009年06月27日 | 日記
今日の畑のメンバーは元警視庁死体鑑識課勤務のDさん(池袋に25年勤務)と元海上自衛隊のHさん、それにいつものメンバー。
とにかく、悪いことには全く無縁の連中ばかりだ。話題はもっぱら悪党の話。
こんな悪党が社員に居たんでは会社もたまったもんではないだろうね。三菱UFJ証券の44歳の男。会社の顧客情報を売却し、33万円も稼いでいた。ばれなければ、残りの情報を売り捌くつもりでいたのだろう。朝日新聞によると、この男は消費者金融から560万円、キャバクラ通いに使ったという。株式投資の損失が84万円、住宅ローンが数千万円。
千葉では税務署員(31歳)が虚偽の還付申告書を作成して112万円をだまし取った。「消費者金融の返済で生活費が不足していた」という。手口も凝っている。中国人6人が帰国するので、源泉所得税の還付手続きを頼まれたと埼玉や静岡の6税務署に届け出た。この6人は存在せず、すべてでっち上げだったという。
朝日新聞1紙をみただけでもこの手の事件は数多くを載っている。三菱UFJ証券でも、国税庁でもこの種の連中を監視するための制度や組織はあるのだろうが、悪は蔓延るのだろうな?