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西東京市緑町に東京大学の農場があり、校内に「農業博物館」がある。駒場農学校や弥生キャンパスなどに保存されていた農機具が展示されている。展示品の中に「備中鍬」3点がある。写真上から三本備中鍬、ばち付き三本備中鍬、ばち付き四本備中鍬。
説明書きによると、鍬・熊手・万能は地域によって名前が異なるだけで同じ農具だったという。
三本備中鍬は刃先が扁平なのでダイコンや芋などの根菜類に使われたと思われる。ばち付きの三本鍬や四本鍬は湿田や強湿田の耕起用に使われたと思われる。我々が使っていた関東での鍬や万能とは大分形状が異なる。
説明書きによると、鍬・熊手・万能は地域によって名前が異なるだけで同じ農具だったという。
三本備中鍬は刃先が扁平なのでダイコンや芋などの根菜類に使われたと思われる。ばち付きの三本鍬や四本鍬は湿田や強湿田の耕起用に使われたと思われる。我々が使っていた関東での鍬や万能とは大分形状が異なる。