畑の仲間と年齢軸

猫の額ほどの土地で野菜作りを楽しむ同好会。NHKの番組(月刊やさい通信)のスタッフが取材に来た。本音は飲み会。

考古の世界

2010年02月20日 | 日記
明治大学博物館でガイドの方と小1時間話した。この世界で良く知られているのが明治大学考古学研究室の杉原荘介さんだ。1949年頃群馬県赤城山山麓の岩宿で旧石器時代の握鎚や石片を発掘、先鞭をつけた。助手の芹沢長介さんも加わり、明治大学の考古学の走りとなった。板橋区でも稲荷台遺跡(縄文土器)や茂呂遺跡(旧石器時代)など、明治大学が関係した遺跡が多い。横須賀の夏島貝塚の発掘ではミシガン大学での放射性炭素年代測定で世界最古の土器と判明、杉原・芹沢両氏が約1万年以上前であることを発表した。明治大学の実績は明治大学博物館に展示され、その変遷が良く分かる。

写真は西台後藤田遺跡の第3地点の現地説明会のもの。発掘は平成11年度の第1地点、平成18年度の第3地点の2回に亘って行われ、旧石器時代の黒曜石で作ったナイフや縄文・弥生期の土器が発掘された。この発掘も明治大学の石川日出志さんが団長を担当した。

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