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自前のタネを使ったゴーヤ(にがうり)作りが4年目になる。最近は種を分けて下さいという方が増え、多めに作って分けてあげる。この種を使う前は、苗を買ってきて育てるのだが、毎回、細いのや小さいうちに赤くなって落ちてしまったりと、まともなのができず、苦労した。また、種苗店の苗は売りだすのが早すぎるために、その後の生育があまり良くない。とにかく気温が上がるのを待って、ポットなどに種を蒔き、定植したら水をたっぷり施す。主芽を早めに積み、枝を伸ばす。猫の額ほどの農地を囲む柵にゴーヤを作り、ゴーヤチャンプル、チップス、青汁、サラダなどにして毎日食している。最近はゴーヤを食べる家も増え、収穫物の処分も楽になった。
最近省エネということで朝顔やへちま、にがうりをネット栽培し、太陽光を遮って室内温度を下げる役所や学校などが増えてきた。昔のよしず張りの代りだ。にがうりは給食の食材としても使え、一挙両得だ。
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