国民的歌番組として知られているNHKの紅白歌合戦。
この番組を大晦日に観て、行く年くる年を見てから初詣に行くのが平均的な日本人家庭だとされていた時代も確かにあった。でも、私が紅白歌合戦を観ていたのは中学生までで、高校生の頃にはもう見なくなった。当時は洋楽に夢中だったし、歌を聴くならばFMラジオで十分だ。
気が付いたら40年以上、紅白歌合戦を見ていない。別段それで困ることもないし、多分死ぬまで見ないと思う。でも、どんな歌手が登場し、何を歌うのかは少し関心があった。日ごろ流行ごとには興味はないが、私が知らない曲でも良いものがあるかもしれないからだ。
しかし、報道された出場歌手及び歌名を読んで首を傾げた。知らない歌手、聴いたことのない歌ばかりではないか。自宅ではクラシックかジャズが中心だが、事務所ではFM放送を常時流しっぱなしなので、ある程度ヒットしていえる曲は分かる。
でも最近の紅白は、その私がまったく知らない歌手が数多く混じっている。特に南コリアの歌手というかグループが多いのが不可解だ。確かに一部の若者にある程度人気があるのは知っている。しかし熱心ではあっても少数派だと思う。
逆に国際的にも人気があり、FM放送でもよく曲が流れていたYOASOBIやAdo、Aimerなどは出ていない。まぁベイビーメタルあたりは請われても出ないでしょうけど。替わりに私が全く知らない歌手や曲が多いこと、多いこと。
いくら私が流行音痴でも、この出場者、選曲はないと思う。これでは毎年のように視聴率が低下するのも必然だ。
これはレコード大賞などにも言えることだが、人気がある歌手、曲ではなくTV局が売り出したい歌手、曲を押し込むやり方は、むしろ逆効果ではないかと思う。うろ覚えだが、90年代ぐらいからTV局、出版社、広告代理店などがタイアップして、まず知名度を得るための営業活動をして人気があるようかに見せかけての遣り口はあったと思う。
ちなみにKポップの売り出しの方法を伝授したのが、どうも日本の音楽関係者らしいと聞いている。右に倣えの気質は日本だけでなく、半島にもあるのかと妙に感心したものだ。まぁ私は倣いませんけどね。
もしかしたら時代に乗り遅れてるのかな〜
哀しいけど、裏があるんだね
絶対に!!
絶対に見ないわ♬