ヌマンタの書斎

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野党の合併

2020-09-03 12:00:00 | 社会・政治・一般

馬鹿は反省しない。

立憲民主党と国民民主党が合併するらしい。(党名、合っているかしらん?)

はっきり言ってどうでもいい。野党第一党となって次の政権を狙う意向だろうけど、有権者の大半は期待していないはずだ。期待しているのは、反日自虐大好きなマスコミと連合などの労働組合系だけだろう。

安倍首相の健康不安が囁かれるようになると、ここぞとばかりに合併話が進んでいるようだが、関心を持っている人は少ない。なぜなら、どうせあの民主党政権と同じことをやらかす可能性が大きいと分かっているからだ。

まァだからこそ朝日やらTBSやらが盛んに合併話を大ニュースとして取り上げて宣伝効果を狙っているのだろう。

やはり民主党がなぜに政権の座から転落したのか、それが分かっていないし、反省もしていないのだと良く分かる。

いくら党名を変えようと、合併しようと、本質が変っていないのことを有権者は見透かしている。だから国民の過半が興味を持たない、持ってくれない。

なぜか。

あの旧・民主党の輩は有権者の声を聞く気がない。自分たちが正しいと信じ切っているので、有権者は自分たちを支持することが正しいと思い込んでいる。

昔の旧・社会党や日本共産党もそうだったが、優秀とされる党幹部の主張を真に受けて、それを忠実に実行することが党内での立場を良くすること。それを為し得た者が選挙で公認される方式であったため、有権者の声よりも党の言い分を優先することが当然になっている。

困ったことに、これは霞が関の官庁出身の代議士先生にも合共通する。官庁でも上層部の決めたことを忠実に実行することが正しいことである。そのような組織の中で育った官僚たちは、官僚を辞めてもこの気質は色濃く残る。

代議士になっても、自分たちが決めたことは正しいのだから、有権者は自分たちを支持するのが当然との思いがある。自分たちが間違っているとは考えないが故に、国民がなぜに自分たちを支持しないのかが理解できずにいる。

旧・民主党の代議士先生は、多くがこのような考え方を持つが故に、どうしても国民の声を聞くことに積極的ではない。そのせいだと思うが、台所感覚を国会へとのスローガンの下で誕生した素人政治家や、タレント議員は民主党に見切りを付けることが多い。

有権者の声に耳を傾けられないことを自覚しながらも、自民党のようなドブ板選挙をする覚悟がない。むしろ自分たちは正しいのだから、その正しさを信用しない有権者が悪いとさえ考えている。

だから旧・民主党出身の代議士先生が当てにするのは、反自民に凝り固まったマスコミであり、労働組合である。国民が関心を失くしている「森友、加計問題」や「桜の会」を未だに引きずる。

こんな役立たずの代議士先生たちではあるが、彼らを支持するしか選択肢がないと思い込む頑迷な有権者もけっこう居るので、かろうじて議会に席を維持できている。でも与党への道は遠く険しい。

いくら合併しようと、党名を変更しようと、それで有権者の支持が得られると思ったら大間違い。政治家の基本に立ち返り、有権者の声に本気で耳を貸すことが出来ない限り、いつまでも野党でしょうね、彼らは。

追記 安倍首相の辞任で、ますますこのニュース影が薄いです。


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