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視点を変えると? ()
2014-10-22 10:00:05
 確かに私たちは、「イエス=キリスト」「イエス=神の子」と言う大前提に立って聖書を読んでいる。
 しかし、その前提無に聖書を読んでみると、別のイエスの姿が見えてくる。

 まず、イエスが何故ユダヤから出た神なのか?と言う疑問がわく。
 イエスは生れこそエルサレムの少し南の地にあるベツレヘムと言う事になっているが、聖書に書かれているイエスの活動拠点は、ほとんどガリラや地方である。
 このガリラや地方を私の身近にいるモルモンの人は、ユダヤの一部と勘違いしているが、実はガリラヤは、エルサレム文化圏よりもヘレニズム文化圏に近い。

 又イエスの行った事を見てみると、「癒し(治癒)」の奇跡が多い。
 ルカの福音書4章26節に興味深い聖句が有る、エリヤがシドンのやもめに遣わされた、と言う事が取り上げられている。これは、列王記17章8節からに書かれてある話から来ている。
 このシドンは、フェニキヤに有るが、ナザレと近い、このシドンからは、ヘレニズム世界の治癒神エシュムンの神殿が発掘されている。

 そんなことを思いながら、新約聖書を読んでみると、「ユダヤ人の救世主イエス・キリスト」と言うイメージより、ヘレニズム文化の中に育った、癒しの神「イエス」が見えてくる。
 この事は、ユダヤ人には救世主として受け入れられなかったイエス、そして、弟子たちがギリシャローマに伝道し、そこだ花開いたキリスト教の歴史と一致してくる。

 こういう事を調べるするほうが、教会の日曜学校よりも100倍面白い(笑)
 
 
 
調べてみたい (NJ)
2014-10-22 16:06:08
うーん、この視点(ガリラヤがヘレニズム文化圏に近いという点)、調べてみたいですね。

・・・私は最近、当時のユダヤ人(ガリラヤの人々を含む)が話していたとされるアラム語が気になってきました。本気で学ぶというほどではなく、どんな言語なのか、素性や歴史などを知らなさすぎると感じています。

(外堀の近くをうろつき始めました。)
 
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