コメント
感想1
(
ワサッチ
)
2009-05-23 23:35:55
>23日(土)は「政教分離とモルモン」
に飛入りで参加しました。
出席者は25人ぐらい。皆さん大学の先生とかでその道の専門家ばかり。インテリな雰囲気…場違いなところに来てしまった。(汗)
通訳がいると思いきや全ての会話は英語。(汗)
内容をどこまで正しく理解できたかは不明ですが
全然「政教分離とモルモン」ではなくて
ジョセフ・スミス殺害後からソルトレーク入植までのモルモンの歴史(つまりアメリカの歴史である)を当時の女性の日記(数多く残されている)から再構築する、アルリッチ女史が今まさに取り組んでいる仕事の紹介ということで、講義がありました。
かなりコアなモルモンネタ。だから英語でもなんとか話の輪郭は理解できたのかも。というか皆さん退屈しないのか心配でした。アルリッチ女史にとっては自分のルーツを探す研究なのかも。
感想2
(
ワサッチ
)
2009-05-24 00:09:32
東大の先生方がインスティチュートの教会歴史クラスに出席している。そんな講義でした。
多妻婚はもちろん重要な歴史的背景として紹介され、宗教的救済のため、また教会内に強固な絆を築くため導入されたと説明していました。女性たちも多妻婚の教義を信仰によって受け入れたこと(苦しみを多くもたらしたけれども)、手紙や日記から、同一の出来事を何人もの人がそれぞれの視点で日記に記している!、読み解いていました。
女史の歴史へのアプローチは教会的には保守的で批判的な解釈は行わず日記から当時のモルモンの女性の生活と思いを紹介するといったものでした。
そうブッシュマンのジョセフ伝のような感じ。
自身のこともモルモンとはいわず末日聖徒といってました。
ただ、旧約のキリスト教的な解釈、切迫した終末感は当時のアメリカの一般的な宗教的な流れ、とかいった彼女の言葉から歴史学者として当然それなりの批判的な解釈は持っているんだろうなと感じました。
感想3
(
ワサッチ
)
2009-05-24 00:35:47
セミナー後のちょっとした立ち話を女史のご主人とどこかの大学の先生としましたが、ブッシュマンのジョセフ伝は教会内外両方の読者を満足させることを成功できた、とかなんだか私もついていくのがやっとのコアネタに花が咲き…。アルリッチ女史のご家族はブッシュマンと友達だそうで、ブッシュマンは過去にステーク会長や神殿宣教師として奉仕されていて教会もブッシュマンの著作を簡単には批判できないだろうとの言葉も。
ちなみにモルモンの参加者は私ひとりでした。
主催者はきっと誰かモルモンの人が来ると思っていたそうですが知り合いにはモルモンの人がいなかったということで、日本にはモルモン教徒が少ないという印象を持っていたそうです。それはつまりキリスト教やアメリカ歴史を研究しているモルモンが日本の大学にはいないということかな…。
ご主人とは駒場東大駅まで話しながら帰りましたので少しお近づき?になれました。日本語のモルモン書の序文が変更された話題をふったのですが模範的というか保守的というか、私も腐っても2世ですから直感的に分かるのですが、信仰の篤い正統派モルモンでした。もっとお話したかったですがさすがオフ会に行けるほど厚かましくはなれなかったので帰ってきました。その日の運動会で熱射病気味でもあったし。
以上、報告まで。
素晴らしい経験をされました
(
NJ(おお!)
)
2009-05-24 07:22:13
すごい。(Great!)出席されたのですね。レポートをありがとうございました。
あのタイトルは主催者側が原題とは別につけたものでした。おかげでグーグル検索で拾えたわけです。「皆さん退屈しないか心配」、私もそこにいたらそう感じたと思います。ブッシュマンのジョセフ伝、今読んでいるところです。
私は行けない代わりにダイアログ誌のアルリッチ女史の記事を探し出してスキャン読みしていました。あとで追記を記事本文に加えたいと思っています。
(23日夜はBYUの吹奏楽団の演奏を聴きに行っていました。豚インフルへの警戒にも関わらず会場を埋める聴衆が詰めかけていました。)
アフリカの?
(
豚
)
2009-05-27 17:29:26
ブッシュマンってアフリカの・・・昔映画で見た・・??
じゃなくて、リチャード・ライマン・ブッシュマン さんの事ですか?
アルリッチ女史の公演の主催は何処なんですか?
どうして、教会内では広報されなかったんでしょうか?
東大が科学研究費で招いた
(
NJ
)
2009-05-27 22:51:49
リチャード・ライマン・ブッシュマンです。厳密には奥さんのクラウディアともっと教会内の女性権運動で強力な共同関係を築いてきています。
この講演の主催は東大の研究所です。東京では英語ワードで何かあったかもしれません。(なかったかもしれません。)
なぜって
(
ワサッチ
)
2009-05-27 23:24:56
>アルリッチ女史の公演の主催は何処なんですか?
東大です。だから居心地が悪かった。
>どうして、教会内では広報されなかったんでしょうか?
あまりにリアルな教会歴史だからでは?
例えば若い妻を多妻婚で迎えたが若い男(もちろんモルモン)に寝取られてしまったとか…。でその若い妻とは離婚。古い?妻は嬉しかったに違いない…とか。
日記ですから皆さん遠慮なく書くんですよね他人事は…。講義を聴いてた方は多妻婚は絶対したくないと思ったはず。
でもそんな俗な生活に聖なるものが同居していた。
若い教会の勢いというか息吹は感じられ素晴らしい講義だったと思いましたよ。
コメントを投稿する
名前
タイトル
URL
コメント
※絵文字はjavascriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
に飛入りで参加しました。
出席者は25人ぐらい。皆さん大学の先生とかでその道の専門家ばかり。インテリな雰囲気…場違いなところに来てしまった。(汗)
通訳がいると思いきや全ての会話は英語。(汗)
内容をどこまで正しく理解できたかは不明ですが
全然「政教分離とモルモン」ではなくて
ジョセフ・スミス殺害後からソルトレーク入植までのモルモンの歴史(つまりアメリカの歴史である)を当時の女性の日記(数多く残されている)から再構築する、アルリッチ女史が今まさに取り組んでいる仕事の紹介ということで、講義がありました。
かなりコアなモルモンネタ。だから英語でもなんとか話の輪郭は理解できたのかも。というか皆さん退屈しないのか心配でした。アルリッチ女史にとっては自分のルーツを探す研究なのかも。
多妻婚はもちろん重要な歴史的背景として紹介され、宗教的救済のため、また教会内に強固な絆を築くため導入されたと説明していました。女性たちも多妻婚の教義を信仰によって受け入れたこと(苦しみを多くもたらしたけれども)、手紙や日記から、同一の出来事を何人もの人がそれぞれの視点で日記に記している!、読み解いていました。
女史の歴史へのアプローチは教会的には保守的で批判的な解釈は行わず日記から当時のモルモンの女性の生活と思いを紹介するといったものでした。
そうブッシュマンのジョセフ伝のような感じ。
自身のこともモルモンとはいわず末日聖徒といってました。
ただ、旧約のキリスト教的な解釈、切迫した終末感は当時のアメリカの一般的な宗教的な流れ、とかいった彼女の言葉から歴史学者として当然それなりの批判的な解釈は持っているんだろうなと感じました。
ちなみにモルモンの参加者は私ひとりでした。
主催者はきっと誰かモルモンの人が来ると思っていたそうですが知り合いにはモルモンの人がいなかったということで、日本にはモルモン教徒が少ないという印象を持っていたそうです。それはつまりキリスト教やアメリカ歴史を研究しているモルモンが日本の大学にはいないということかな…。
ご主人とは駒場東大駅まで話しながら帰りましたので少しお近づき?になれました。日本語のモルモン書の序文が変更された話題をふったのですが模範的というか保守的というか、私も腐っても2世ですから直感的に分かるのですが、信仰の篤い正統派モルモンでした。もっとお話したかったですがさすがオフ会に行けるほど厚かましくはなれなかったので帰ってきました。その日の運動会で熱射病気味でもあったし。
以上、報告まで。
あのタイトルは主催者側が原題とは別につけたものでした。おかげでグーグル検索で拾えたわけです。「皆さん退屈しないか心配」、私もそこにいたらそう感じたと思います。ブッシュマンのジョセフ伝、今読んでいるところです。
私は行けない代わりにダイアログ誌のアルリッチ女史の記事を探し出してスキャン読みしていました。あとで追記を記事本文に加えたいと思っています。
(23日夜はBYUの吹奏楽団の演奏を聴きに行っていました。豚インフルへの警戒にも関わらず会場を埋める聴衆が詰めかけていました。)
じゃなくて、リチャード・ライマン・ブッシュマン さんの事ですか?
アルリッチ女史の公演の主催は何処なんですか?
どうして、教会内では広報されなかったんでしょうか?
この講演の主催は東大の研究所です。東京では英語ワードで何かあったかもしれません。(なかったかもしれません。)
東大です。だから居心地が悪かった。
>どうして、教会内では広報されなかったんでしょうか?
あまりにリアルな教会歴史だからでは?
例えば若い妻を多妻婚で迎えたが若い男(もちろんモルモン)に寝取られてしまったとか…。でその若い妻とは離婚。古い?妻は嬉しかったに違いない…とか。
日記ですから皆さん遠慮なく書くんですよね他人事は…。講義を聴いてた方は多妻婚は絶対したくないと思ったはず。
でもそんな俗な生活に聖なるものが同居していた。
若い教会の勢いというか息吹は感じられ素晴らしい講義だったと思いましたよ。