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進化論にも欠陥あり (局長)
2006-02-01 11:25:53
確かに創造論にも致命的な瑕疵がありますが、かと言ってダーウィンの進化論をそのまま受け入れることはできないのであります。



例えば、現在の人間の体の緻密さを鑑みれば、進化論では説明できないのです。



進化論を喩えれば、ロレックスの時計をばらばらにして、缶のなかに入れて、それを振ってもとの完全なロレックスにするようなものです。何億万回、何千億万回、振り回しても、もとのロレックスになる可能性はゼロでしょう。



ある日突然、無機質から有機質が生まれ、それが何らかの刺激(落雷など)によって単細胞が産まれる。それが進化し、アメーバーみたいな生物が出来る。それが進化し、魚や両生類になる。やがて陸に上がり、爬虫類や鳥類になる。そして哺乳類になる。そして最終的に人類になる。



この過程は突然変異に突然変異を重ねないとできないことです。ところが、化石をみると、まったく違った変異の種が発見されていない。この説明がなされていないのです。



やはり、現在の人体のように緻密さや、精神力を説明するには、創造論でないと説明できない部分もあります。



また、UFOなどの宇宙人は人間にそっくりだといわれています。まったく異なった天体で同じような進化が発生する確率はゼロです。



ですから、進化があったとしても、そこにはなんらかの「意思」があったと見るべきではないでしょうか。



もちろん、地球の歴史は何億年以上と判明している以上、天地創造のスパンはあり得ないことですね。
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Unknown (あんのうん)
2006-02-01 22:37:21
粘着君へ



全体的に陳腐



>ところが、化石をみると、まったく違った変異の種が発見されていない。

一体どんな本を読んだらそんな結論が出るのだか・・・。

哺乳類の系統は石炭紀に現代の爬虫類、鳥類の系統から分化したとされている。

このくらいのことならNHKをよく見る子なら小学生だって知ってるわな。



>化石をみると、まったく違った変異の種が発見されていない。

何を意味しているのか分からんが変異の種が発見されていないとまるで学界の重鎮のようなお言葉ですが何を読んだらそんな自信満々の大間違いが平然と言い切れるのだろう。

ある意味立派です。



知ったかぶりするならもう少し本を読もうね。

それから羞恥心についてよく考えてみよう。
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モルモン教会と科学 (トゥゲザー)
2006-02-02 09:10:39
NJさんがこの記事を書かれた意図は、

「モルモンは進化論を否定していない先進的、科学的な視座を持つ宗教である」

と言うことでしょうか?



モルモンは、ほんの30年ほど前まで、黒人はカインの子孫であり呪われた種族であるため神権を受けられず、神の最高の栄えに入ることが出来ないという教義を吹聴しておりました。

アメリカの主要な宗派の中でモルモン教会が最後まで黒人差別を続けていたのは、全く非科学的な教義を信奉していたためです。



ダニエル・C・ピーターソンという、一応学者らしいモルモン教会員は、以下のような全く非科学的な文書をモルモン書の学術的な証拠だとして書いています。

http://www.geocities.jp/waters_of_mormon/bomsyouko.html

この人物の文書はモルモン教会の公式サイトでも紹介されていますから、教会側がこれを支持していると言えます。

http://www.ldschurch.jp/ch_library.html



また記憶に新しいところでは、米インディアンのDNAを研究していたモルモン教徒の人類学者、トーマス・マーフィー氏が破門されかけました。

(結果的にモルモン教会側は宗紀評議会の無期延期で一応の沈静化)



一部のモルモン学者が進化論を受け入れていると公言したことが事実であっても、前述のような歴史的経緯や現状を見れば、モルモン教会全体が科学的であるとは決して言えないのです。

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宗教とは科学を超越するもの (局長)
2006-02-02 10:07:40
宗教が科学的であれというなら、宗教は成り立ちません。



旧約聖書や新約聖書に書かれてあるものは、科学的に考察すれば全て否定されます。



アダムが土ぼこりから産まれたこともそう。エバがアダムの脇骨から産まれたことも。



モーセが紅海を分けたことも科学的にはあり得ないこと。



旧約のことは全て「神話」だと主張するなら、教会に属する意味もありません。



イエス様が水の上を歩いたこと、パンくずを千人もの人々が満足するほどに増やしたこと。盲人や足なえを癒したことも。すべてあり得ないと考えるのなら、進化論のほうが真理だと考えることも当然であるが、もうその段階で宗教は成り立たないということでしょう。



したがって、科学が宗教を超越するという方たちと、あくまでも予言とか奇跡を信じる方たちとが議論するのは無意味ということになるでしょうね。



人間がサルから進化したというならば、天父もサルの末裔ということになります。



そう信じるかたたちは、宗教に身を置く意味がないということにもなります。
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初めのコメントにレス (NJWindow)
2006-02-02 14:09:50
およそあり得ないと思われる事柄について言えば、地球が地表(赤道)では時速200km以上で自転していることや、人やほかの哺乳類もたった一つの受精卵細胞から分裂を繰り返してそれこそ複雑な成体に至ることも、暫く前の人には想像もつかなかったことでした。



私はカール・セーガンの「コスモス」をTVで見ましたが、単純な生物から高等生物に至る様子が動画で描かれていて、なるほどと進化論の自然さを感じたことでした。人が胚の状態から胎児に成長するさまも同じ過程を経ていることは周知のところです。



> 進化論を喩えれば、ロレックスの時計をば> らばらにして、缶のなかに入れて、それを> 振ってもとの完全なロレックスにするよう> なものです。



これはよく聞く反論ですが、人のような高等動物を一気に出現させる必要はないわけです。私は素人ですが、科学者にとっては反対者のこのような論は、かかしの言説(薄弱な仮説、straw man)のようなものに映っているようです。(ベイリー氏参照)



それから、現在アメリカ東部でナノテクノロジーの分野で活躍している倉林活夫氏からかつてモルモンフォーラム(’94, 13号)に投稿をいただきましたが、彼がヘンリー・アイリングのような先駆者を参考に科学者のひとりとして(進化論などに対する姿勢の点で)活躍していることを思い浮かべたことでした。

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どちらの説にしても断定できないこと (局長)
2006-02-02 15:04:46
<およそあり得ないと思われる事柄について言えば、地球が地表(赤道)では時速200km以上で自転していることや、人やほかの哺乳類もたった一つの受精卵細胞から分裂を繰り返してそれこそ複雑な成体に至ることも、暫く前の人には想像もつかなかったことでした。>



これはダーウィンの進化論の正当性を擁護するには希薄な論拠ではないでしょうか。受精卵が分裂を繰り返して複雑な成体に至るのは、DNAという完全な設計図に基づいて進行するわけです。でも、このDNAというあの複雑怪奇な構造をみても分かりますが、あれが自然に出来たとは到底思えません。ロレックスの喩えよりももっと確率はゼロに近いでしょう。



数理学者から見ればあの配列が自然に出来る確率は超超天文学的なものだといわれています。



やはり、そこにはなんらかの意思があったとみるべきでしょう。進化論が真理であっても。



<私はカール・セーガンの「コスモス」をTVで見ましたが、単純な生物から高等生物に至る様子が動画で描かれていて、なるほどと進化論の自然さを感じたことでした。人が胚の状態から胎児に成長するさまも同じ過程を経ていることは周知のところです。>



これもまことに都合の良い部分しか描かれていません。なぜかというと、遺伝法則の観点が脱落しているからです。遺伝法則から言えば、生殖によって異なった個体になることは有り得ないわけです。



進化論を形成しているのは、そのときの環境に適した固体が生き延びるというものですが、それは突然変異でしか確立しません。



金田投手は左手が右手より長くなったそうですが、では、彼の子供も右手が長いのかという命題にぶち当たります。突然変異で右手が長い子供が産まれれば別ですが。



>> 進化論を喩えれば、ロレックスの時計をば> らばらにして、缶のなかに入れて、それを> 振ってもとの完全なロレックスにするよう> なものです。



<これはよく聞く反論ですが、人のような高等動物を一気に出現させる必要はないわけです。私は素人ですが、科学者にとっては反対者のこのような論は、かかしの言説(薄弱な仮説、straw man)のようなものに映っているようです。(ベイリー氏参照)>



確かに一気に出現させることはないわけですが、おそらくサルからヒトへの進化もDNAの相当の差異をみれば、このロレックスの喩えが成立します。それほどの確率なのです。



<それから、現在アメリカ東部でナノテクノロジーの分野で活躍している倉林活夫氏からかつてモルモンフォーラム(’94, 13号)に投稿をいただきましたが、彼がヘンリー・アイリングのような先駆者を参考に科学者のひとりとして(進化論などに対する姿勢の点で)活躍していることを思い浮かべたことでした。>



たしかにそのような学者もおられると思います。ですが、進化論は確定された学説ではありません。瑕疵が沢山あるのです。



進化の過程で発生したであろう異種の固体の化石が発見されてないことです。例えばとんでもない固体に進化してそれが化石として残っていてもいいはず。



類人猿からヒトに移る過程もなぞです。その中間体の化石もありません。こじつけたという説も考えられます。



いずれにしても、どちらの説も断定できないというのは事実でしょうね。



そしてどちらの説でも、そこには壮大な「意思」が存在していたことは否めないことです。DNAの複雑怪奇な配列が進化の過程で自然にできたとは絶対にありえないことです。何千億万年かかっても。ロレックスの部品を缶にいれて振ってもとに戻すほうが簡単かも知れませんね。

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訂正 (局長)
2006-02-02 15:07:47
<彼の子供も右手が長いのかという命題にぶち当たります。突然変異で右手が長い子供が産まれれば別ですが。> → 彼の子供も左手が長いのかという命題にぶち当たります。突然変異で左手が長い子供が産まれれば別ですが。







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有機物に何億万回刺激を与えても (局長)
2006-02-02 16:13:05
単細胞は産まれないでしょうね。



科学者が描く最初の進化は、おそらく海の有機物(生物がないので有機物はないが、何らかの過程で無機物から有機物が発生したと仮定)に落雷などの刺激が加えられて、ごく単純な細胞が出来たというものでしょうが、では現在、有機物に同じように刺激を与えれば、細胞が生まれるのでしょうか?何億万回試行しても、ないでしょう。



それにもしそれがありえるとしたら現在も起きているわけで、次から次へと単細胞が海のなかでできているわけです。何億万年前だけに発生したわけではないでしょうから。後から後からも並行して発生しているわけです。



それから、これもよく言われることですが、サルからヒトになったのなら、では現在のサルもいつかは突然立ち歩いてヒトになるのか?という命題にぶつかります。これから何億万年も気長に見ていればなるだろうといわれてもそれはできない相談です。



アカデミックな世界では何故、進化論を基本としているか?それは、まさか聖書の「神話」である天地創造を学説にはできないからです。でも、始めから進化論ありきで研究を進めるのもおかしなことです。ダーウィンの学説を真理としたのは早計ではなかったか?



私しては、どちらの説にも軍配をあげることもできませんし、単細胞から進化してヒトになった過程をつぶさにみたわけでもないので進化論を真理と断定もできません。天地創造も同じです。



私としてはアカデミックに見れば、やはり、神の意思によって、ある日突然、それぞれの固体が出現したとみるほうが説明がつくと思いますね。



DNAを設計したのも神の意思であり、メンデルの法則も神の意思だと思うのです。突然変異は何らかの刺激(放射線など)によってDNAの配列に変化をきたす結果起きるものでしょう。
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進化論とモルモン教会 (トゥゲザー)
2006-02-02 23:40:17
>そう信じるかたたちは、宗教に身を置く意味がないという

>ことにもなります。



 進化論を受け入れるなら宗教をやめろ、モルモン教会から

 出て行け、と言うのですか?

 そうですね。モルモン教会はそういう態度です。

 あなたの発言がモルモン教会の実態を雄弁に語っています。

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去るも残るもその人の自由 (局長)
2006-02-03 08:03:44
<進化論を受け入れるなら宗教をやめろ、モルモン教会から出て行け、と言うのですか?そうですね。モルモン教会はそういう態度です。あなたの発言がモルモン教会の実態を雄弁に語っています。>



私はべつに教会を代表していませんし、管理もしていないので、特定のかたが去ろうと残ろうと全く関知しません。そんなことを特定のかたに言えば、それはおこがましいことです。



進化論を信じても教会に残るのは、そのかたの自由です。



ただ、我々は神の姿に似せて作られたということを信じるのと我々がサルから進化したと信じるのは全く矛盾していますね、と言うことなんです。



あ、それから、私は別にけんか腰の議論をするために書き込んでいるわけではないので、そこのところを一つよろしく。議論を変な方向にいかせないためにも。





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