[牧哲也氏の著書]
1970年大阪で開かれた万国博のモルモン館を訪ねたことがきっかけで末日聖徒イエス・キリスト教会に改宗した牧哲也氏(1933年 [昭和8年]生れ)が、平成22(2010)年2月15日心臓病を患い、鹿児島市で亡くなっていた。享年77歳。
1971年、奄美諸島に対する郷土愛やモルモン教への改宗を含む自伝風エッセイ集「われ島ン人(しまんちゅ)を愛す」を、次いで1974年、著者のキリスト者としての証言集「太陽の子を育てる」(太平洋出版社)を出版し、教会員による出版活動の先鞭をつけた。
氏は鹿児島県徳之島出身で、神戸大学経済学部卒、鹿児島県庁の職員であった。教会では地方部長を長年務めている。
晩年は家族旅行をしたり、亡くなる2か月前、35, 6年前にバプテスマを施してくれた元宣教師と再会を果たすことができている。教会のことは変わらず熱心であったと伝えられている。
[初版]
著書「われ島ン人を愛す」に関連して参考となるサイト:
「おきなわの本」「われ島ン人を愛す」の頁。第二版が出ている。
http://manyu.cocolog-nifty.com/yunnu/2009/07/post-b79b.html
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA3775297X 所蔵図書館リスト
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なにより牧兄弟の紹介で改宗に至ったので、色々お世話になりました。
支部のバスハイクの中で騒いでいたら、「あなたたちはそれでもモルモンですか!!」と一喝されたのが今でも思い出に残ってます。
風貌も行いも西郷さんを地でいく侍モルモンでした。
霊界でも忙しく働いておられると思います。
牧兄弟とは大阪で二度ほどお会いしています。また、手紙などでやりとりさせていただきました。MF誌にも投稿をお願いしたことがありました。立派な方を失って残念に思います。
・・牧哲也兄弟と知己以上の交流があったことは事実です。
『太陽の子を育てる』という本、ずぅっと昔、聞き及んでいましたので(それだけなんですが、故牧氏に関し)、その著者の関係の・親族の人?とかって彼に聞いてみましたら、父親だということで、その時、彼がその話をしたんでした、確か。
たまWEB、長老定員会の“万年”会員で、次世代?にあたる会員の人らと多少とも知る機会があって感謝ですわぁぁ。
英作文じゃなくて、日本語作文の本、今度、ちらっとでも読んで勉強してみるかも・・・・
例によって守備範囲の広いWEBさんに一目(いちもく)置いています。
東日本大震災当時、石巻支部で働いていた姉妹宣教師が牧姉妹という方でした。もう一人姉妹が門姉妹だったでしょうか。
この牧姉妹は、私の記憶が間違えないのでしたら、確か鹿児島県の方だったと思います。
この二人の姉妹宣教師は、連絡が取れず、避難所で献身的な働きをされたと、リアホナに掲載されていました。
もしかして、牧哲也兄弟のお孫さんでしょうかね。
10ページあたりに写真がありますね。
うん。牧家の顔してます(^^)
「太陽の子を育てる」は子孫にも良い影響を及ぼしているようです。
まっすぐな信仰の持ち主と感じました。
鹿児島を長年にわたり支えてこられましたね。
泰然たる薩摩隼人の信仰を体現した方ですね。
来む世にてさらなる活躍をされることでしょう。
良い思い出を与えてくださった方です。
生前の薫陶に心より感謝し、哀悼の意を表します。