ばーちゃんはいっつも「にゃんは自分で猫じゃないと思ってるよね」
なんでって聞くと
「だって、ほかの猫と仲良くしたことないし、人が来るといそいそ。子供は嫌いだけど、おじさんやおばさんが来ると、ご挨拶やお返事してるじゃない?」
「そうだよ。猫は大っ嫌い。皆黄色みたいに傍に来て、スリスリしたがるんだもん。」って言ったら
「でも、ばーちゃんもおかーさんもおとーさんも、おねーさんだって葉っぱちゃんだって、すぐだっこでスリスリするじゃない?」
「皆のスリスリは大好き^^。だけどおんもで変な猫にあったら最悪。にゃんはスリムで小型だから、とびかかられたらもうアウト。人はそんなことしないし、にゃんもそんなことしないにゃ。
だからにゃんは猫嫌いで、自分でも猫じゃないと思ってるもん。」
「そうね。にゃんは猫にしてはかなりおりこうさんだけど、やっぱり『おりこうねこちゃん』で猫よね。」
「え~~。お歌も歌えるしドアもふすまも障子もガラス戸も開けられるよ。」
「でも閉めることはできないしお水出しっぱなし。止められないでしょ?」
「にゃう・・・」
「かわいいおりこうねこちゃんでいいじゃない?^^」
「・・・にゃ・・・」
やっぱりにゃんは猫みたい><・・・
ばーちゃんの子供だと思っていたのに・・・😞