ピッチとふうとみけ+Choco.

基礎トレ@小田原

横浜に続いて参加した基礎トレ。

この日のお供は・・・

いつもの・・・


スペシャル
大きいままでも小さくちぎってもOK!


ガーリックパウダーを切らしちゃっていたので、
ローストガーリックで。
ガーリックを振ると、お魚嫌いの子も結構食べるよ。
今回は生のものをスティック状にしてそのまま焼いたけど、ゆでてからでも。
風干ししたほうがよかったけど、間に合わなかった。


北風に対抗して肩に力が入っちゃって、Choco.もテンションがだった
横浜でのことを考えて、寒さ対策は万全にして行きましたが・・・。
小田原はポカポカ~。

暖かい日差しの中でのトレーニングになりました。

基礎トレ この日のひとこと
トレーニングは動物福祉の心を持って行う。

犬に何かを教えようと躍起になると、ヒトは犬につらく当たってしまいがち。
すると、犬がいつも飼い主を怯えた目で見たり、怖さから無気力になってしまうでしょう。
その様子を見て「言うことをきくようになった。」と飼い主が勘違いしてしまう。
反対に怖さからヒステリックに吠えたり、攻撃したりしてしまう犬を
リーダーになってしまったと思ってもっと厳しくしたりするヒトがいる。
トレーニングを服従訓練と言う。合図(キュー)をコマンドという。
ここらへんも関係があるのかな?
でも、そういうのは、人道的ではないでしょう。
しかも、犬にはヒトを支配するという概念はないとされていますし、
犬と権力争いしたってねぇ~。


*チャーリーママさんのブログ・犬と学習 科学的考えのカテゴリーから
心を救うトレーニング



この本の中で「軍用犬」について紹介されているのですが、
まずびっくりしたことは、チョークチェーンでなくハーネスだったこと。
過酷な任務につくためには「ハンドラーとの信頼関係が重要」ということ。
つまりは、犬とどんな関係であっても「痛みを伴うこと」はあってはならないし、
必要ないんだなぁ・・・って。
家庭犬ならなおさらのことですよね。


それで、基礎トレの話にもどりますが、
犬は犬だし、ヒトと違う種の犬に「いいことをわかりやすく伝える」方法が
チャーリーママさんの「名前を呼んでおやつ」です。
名前を呼んでおやつ、というのは名前を条件づけさせる手続きです。
その名前を使って、慣れの般化に努めます。
自分が「安心だ」と思うもののカテゴリーの中身をどんどん増やします。
チャーリーママさんのブログ・「名前を呼んでおやつ」のカテゴリーから

チャーリーママさんが、「名前を呼んでおやつ」はどんなものにも
変えられるとおっしゃっていました。
名前を意味のあるものにするのだから、犬にはなにも求めていません。
何かをさせるということではありません。
ワタシが思うに、バージョン2も犬がアイコンタクトをする。とか
バージョン3の犬が飼い主を追いかけてくるとかの行動は飼い主が
やってほしい行動でなく、犬が自発的にする行動として切り離して考える
ことだと思います。
「Choco.」と呼んだとき、Choco.がワタシをみあげようが、
においをかいでいようが一呼吸おいたら「おやつ」なんです。
「Choco.おいで~」じゃなくて、歩きながら「Choco.」です。
そばにくれば歩きながらオヤツをあげて、そのまま歩く・・・ですよね。
犬に何かを求めず、犬が名前を「般化」できるように
「名前を呼んでごはん」とか、
「名前を呼んでおりこうさん」・・・
犬にとってよいことならなんでも
さんぽの時だけじゃなくて、でかける前に家の中でもやってみるとか・・・です。
特に散歩の前にやってからでかけると、それだけで犬の気持ちがしますよ。

これを重ねていったら、次に「名前」と「おやつ」の間に
やってほしい「行動」を入れていき、その行動が「般化」できるように
続けていきます。
それから・・・いつでもどこでもその「行動」ができることを目指します。
しかもその「行動」はヒトだけじゃなくて、犬の気持ちや欲を裏切らない
ように心がけることかな。
たとえば、おうちの中でも外でも、なにかに吠えても
「おいでと言われたら近くにくる」ができるとか・・・。

それに反して、おうちの中ではできるけど、外ではできない・・・というのを
「弁別」といいます。
たとえば、「呼ばれたとき」を周りの環境を含めて犬が認識するので
おうち(A)と外(B)で別のものと犬が勝手に判断することです。
ヒトは「般化」(多少違いがあってもひとくくりとして考えること)が得意だけれど、
犬は不得意といわれています。
だからいろいろな場面でできるように環境や状況を変えてトレーニングすることが
大切なことであり、犬に自信をもたせることにもなります。



トレーニングは、飼い主と愛犬の協同(力を合わせて事にあたる)作業です。
どちらかがガマンを強いられることではいけないということです。
飼い主にできることって何でしょう?
「般化」への道のりは結構長いです。ちょっとやらないとすぐに忘れちゃいます。
「散トレ」のときだけやっても犬はそのときはできるかもしれないけど、
家でやってみたら、もうできないことが多いです。
だから、いつでもどこでもできるようにと思ったら、飼い主がいつでもどこでも
どんなときでも「名前を呼んでおやつ」を習慣にすることから・・です。
そして、つまずいたら・・・必ず「戻る」です。

単純だけど、深いなぁ・・・。



名前を呼んでおやつ


注意事項:叱りはなしですよ!(笑)


チャーリーママさん、クラスメートのみなさん、ありがとうございました。
Choco.ともども来年もよろしくお願いします♪



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コメント一覧

Choco.母
ちょびママさま
こんにちは。

チャーリーママさんのトレーニングを始めてようやく1年。
簡単なようでなかなかむずかしいですよね。
いつも確認しながらやろうと思っています。

私も年末最後の小田原散トレ参加予定です。
これからもよろしくお願いします。
ちょびママ
こんにちは(^・^)

名前を呼んだ時 わんこの反応がどうであれ 一呼吸おいて おやつ。

わかっているつもりでしたが はっとしました。

とってもわかりやすい解説 有難う御座います。
新春座学は参加できませんが 小田原散トレは
参加します。
これからもどうぞよろしく<(_ _)>
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