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癒し系日記になるといいな。

ルート225 いろいろ考えさせられるけど、心に残る映画。

2023-01-30 09:33:23 | 本・映画・ドラマ

 

中村義弘監督の映画は、

「アヒルと鴨のコインロッカー」

「ポテチ」

「ジャージの二人」

「ゴールデン・スランバー」

「ジェネラルルージュの凱旋」

「フィッシュストーリー」など、

何度も見返したものが多いのですが、

その中でも特に、考えさせられた映画。

 

「ルート225」。

 

いつもの帰り道を曲がると、

突然、あるはずのない海の景色が広がる・・・。

パラレル・ワールドから始まって、

不思議 不思議  と引き込まれます。

 

家に帰ると、いるはずのお母さんがいない、

公衆電話から家にかけると、

ちゃんとお母さんは電話口で「早く帰ってきなさい」と、

家で待ってる。

でも、帰っても誰もいない。

何日たっても両親は帰ってこない。

 

姉・弟 二人の生活に。

もしかしたら、「姉/弟」もいなくなるかもしれない不安がよぎるなか、

お互いの存在がどれだけ安心できただろう。

最後には、それほど仲良くなかった二人の絆が深まり、

成長して現実を受け入れ、前に歩みだすのだけれど・・・。

 

 

決してハッピーエンドではないので、

一度目を見たときは、

終わり方がスッキリしない気分だったのですが、

後からじわじわと

「ある日、突然家族がいなくなる」

ということを考えさせられる映画です。

 

 

震災や事故で突然家族を亡くした人って、

こんな感じかもしれないと思うし、

自分にだって起こるかもしれない。

 

 

両親を亡くした今、

家族そろって元気に、当たり前に暮らしていたことも、

過去になり、

生きている限り、誰もが前に進まなくては始まらない・・・。

 

でも、未来が暗いわけじゃない。

と、肩を叩いてくれる映画なのではないでしょうか。

 

まだ少し幼い多部未華子ちゃんですが、

存在感あるし、かわいいです。

 

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