夫婦でシネマ

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【ジェームズ・キャメロン特集】アビス 完全版

2009年12月05日 | あ行の映画
Story
アメリカの原潜モンタナが謎の物体と遭遇し、沈没事故を起こす。事故原因調査のため海兵隊特殊部隊シールズが派遣され、海底油田採掘基地ディープコアが調査に協力する事となった。
アメリカ政府は原潜事故にソ連が絡んでいるとみており、シールズは秘密工作の密命を帯びていた。
ディープコアの作業監督のバッド(エド・ハリス)と妻で設計者のリンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)、そして乗組員たちはシールズのリーダー コフィ大尉(マイケル・ビーン)の策謀に巻込まれる。そして海底に潜む未知の生命体。
一方、地表では原潜事故に端を発して、アメリカとソ連が紛争を始める。そして、全面対決の瀬戸際までヒートアップしていくのだった。その時、世界各地の海岸を大津波が襲う・・・。
1993年/アメリカ/ジェームズ・キャメロン監督作品





評価 ★★★★★

J・キャメロンの12年ぶりの新作『アバター』に期待は高まるばかり!そこで、キャメロン映画をおさらいしてみました。

「アビス完全版」では、ファンの間で伝説となっていた幻の津波シーンが遂に公開されました。クライマックスに全世界を津波が襲うシーンが撮影されていたというのはメイキング本などで知ったのですが、ついにそれが観れるとワクワクして映画館に足を運んだ記憶があります。
その他にも、原潜事故を巡ってアメリカとソ連(当時)が対立し、一触即発の事態まで発展するニュース映像などが追加されています。なんでも、ポストプロダクションの間に東西冷戦が終結したため、津波も含めてカットしたとのことです。
しかし、これらのシーンが追加された事で、旧版ではちょっと唐突な印象があった巨大艦艇浮上場面を含めて時系列的に納得のいく展開となって完成度が高くなりました。
更に、完全版では世界平和と人類愛のメッセージがより強く訴えられる結果になったと思います。

津波のシーンは当時としては画期的な映像だったと思います。水を自在に操るエイリアンのテクノロジーで波が崩れ落ちる寸前で停止するのですが、これが素晴らしく壮観でした。大津波→巨大艦艇浮上と、二段構えのクライマックスが見事に決まり、爽快なカタルシスを感じさせてくれます。


アビスに完全版があることなんて知りませんでした。wancoのSF好きにはちょっと飽きれてます(笑)。。



その他のキャメロン作品はこちら!

ターミネーター

エイリアン2

ターミネーター2

トゥルーライズ

タイタニック


(「アビス 完全版」1994年 wancoが名古屋市 にて鑑賞)

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