Story
ついに海賊の時代は、終わりを告げようとしていた。世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼と最強のフライング・ダッチマン号を操り、海賊達を次々と葬っていく。いまや海賊達が生き残る道はただ一つ。9人の“伝説の海賊”を召集し、世界中の海賊達を蜂起させ一大決戦を挑むのみだった。だが、鍵を握る9人目の人物こそ、ジャック・スパロウ（ジョニー・デップ）、その人だった……。（goo映画より）
2007年/アメリカ/ゴア・ヴァービンスキー監督作品
評価 ★★★☆☆
シリーズ３部作の完結編。
「パイレーツ～」もこれでめでたく完結編。パート１を観た時はまさか３部作になるとは思わなかったから、やっと終わってくれたか、という感じです。とは言え、女神カリプソが引き起こした大渦の中での戦闘シーンはシリーズ一番の迫力でした。海の墓場から現実世界に戻るために船をひっくり返すところも面白かった。
海賊達の掟の番人として、ジャック・スパロウの父親が登場しますが、やたら貫禄があるから誰かと思ってたら、ストーンズのキース・リチャーズだったんですね。
さて、今回は突っ込みどころ満載の映画になってました。例えば、
チョウ・ユンファの最後があっけなさ過ぎで、まるで「バットマン・ビギンズ」の渡辺謙みたいでした。彼の超絶アクションを期待していたのに残念。彼演じるサオ・フェンは、どうしてまたエリザベスに女神カリプソが封印されていると勘違いしたんでしょう？
クラーケンの最期がベケット卿のセリフ一言で片付けられるとは。。再登場シーンが浜に打ち上げられた死骸というのはかわいそうです。
海賊達があれだけ結集したのに、戦うのはバルボッサ達の船だけというのはもったいない。東インド会社の艦隊と大海戦を繰り広げるのが海賊映画らしいクライマックスだと思うけど。
そんなこんなで、３部作ご苦労様ということで★３つにおまけしました。
評価 ★★☆☆☆（辛口）
前作のパート１、２は、遊園地のアトラクションを楽しんでいるような感じで、まだそれなりに楽しめましたが、今回のパート３は、話の展開が大きすぎたり（というか広げ過ぎかな）、海賊たちのドロドロした部分ばかりが描かれていたので、思ったより楽しめなかったですね。。
また、CGが凄いのは認めますが、時折、目を覆いたくなるようなグロいシーンが登場したりして、この映画、ディズニーが提供なのに、本当に子供に観せてよい作品なのだろうか、と思ったりもしました。おまけに、このシーン本当にいるの？と思うような無駄なシーンが多くて、無理に上映時間を３時間近くに引き延ばしたように感じましたね。。
今回は、チョウ・ユンファ演じるシンガポールの海賊サオ・フェンが新たに登場しますが、特にこれといった見せ場もなく、物語の中盤であっけなく死んでしまいます。どうせなら、クライマックスの海賊たちの闘いまで彼を生き延びさせてほしかったですね。彼のアクション・シーンが観たかっただけに、なんだかもったいなかったです。。
それから、ベケット卿を倒すために、9人の“伝説の海賊”を召集した割には、彼らの活躍が見られなかったのも残念でした（それぞれに濃いキャラクターだったのは楽しめましたが。。^^; ）。結局、活躍したのはいつもどおり、ジャック（ジョニー・デップ）とウィル（オーランド・ブルーム）、エリザベス（キーラ・ナイトレイ）にバルボッサ船長（ジェフリー・ラッシュ）とその乗組員たちで、激しい死闘の末、見事、勝利したというお約束な展開。。でも、巨大な海の渦の中で繰り広げられる戦闘シーンはとても迫力があって、クライマックスの闘いにふさわしい見応えのあるシーンになっていました。
それにしてもエリザベスは、パート１では総督の令嬢というお嬢様的な雰囲気だったのに、今回のパート３になると、海賊の王として皆をまとめあげてしまうような強い女性に変わってしまいましたね。映画なので突っ込んでもしょうがないんですけど、前作のパート２からいきなり剣術が上手くなって、海賊たちと渡り合うまでになってしまっていたのが、ちょっと面食らってしまいました。。おまけに、パート１では婚約者を捨ててまでウィルひとすじという感じだったのに、前作くらいからジャックにも気があるのかなと思わせたりして、今回やっとウィルと結婚することになりますが、なんだか気が多い女性に見えて、せっかくの結婚式のシーンも彼女に共感できなかったです。。
ラスト、結婚したエリザベスとウィルは、海賊の掟から会えるのが10年に１度となり、エリザベスと彼女の息子がウィルとの再会を10年ぶりに心待ちにしている姿が映し出されます。本当ならほのぼのとするはずのシーンですが、結婚して子供が出来たら家を守って夫の帰りを待っていてほしい、というような男性的な視点がこのシーンには感じ取れて、あまりいい気がしませんでした。。どうせなら、海賊のヒロインらしく、結婚しても家族と一緒に海賊として活躍している姿が見たかったです。
せっかくの完結編なのに、今回は突っ込みどころ満載であまり楽しめなかったのが残念でした。。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』公式サイト
（「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」2007年6月 長野にて鑑賞）
ついに海賊の時代は、終わりを告げようとしていた。世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼と最強のフライング・ダッチマン号を操り、海賊達を次々と葬っていく。いまや海賊達が生き残る道はただ一つ。9人の“伝説の海賊”を召集し、世界中の海賊達を蜂起させ一大決戦を挑むのみだった。だが、鍵を握る9人目の人物こそ、ジャック・スパロウ（ジョニー・デップ）、その人だった……。（goo映画より）
2007年/アメリカ/ゴア・ヴァービンスキー監督作品
評価 ★★★☆☆
シリーズ３部作の完結編。
「パイレーツ～」もこれでめでたく完結編。パート１を観た時はまさか３部作になるとは思わなかったから、やっと終わってくれたか、という感じです。とは言え、女神カリプソが引き起こした大渦の中での戦闘シーンはシリーズ一番の迫力でした。海の墓場から現実世界に戻るために船をひっくり返すところも面白かった。
海賊達の掟の番人として、ジャック・スパロウの父親が登場しますが、やたら貫禄があるから誰かと思ってたら、ストーンズのキース・リチャーズだったんですね。
さて、今回は突っ込みどころ満載の映画になってました。例えば、
チョウ・ユンファの最後があっけなさ過ぎで、まるで「バットマン・ビギンズ」の渡辺謙みたいでした。彼の超絶アクションを期待していたのに残念。彼演じるサオ・フェンは、どうしてまたエリザベスに女神カリプソが封印されていると勘違いしたんでしょう？
クラーケンの最期がベケット卿のセリフ一言で片付けられるとは。。再登場シーンが浜に打ち上げられた死骸というのはかわいそうです。
海賊達があれだけ結集したのに、戦うのはバルボッサ達の船だけというのはもったいない。東インド会社の艦隊と大海戦を繰り広げるのが海賊映画らしいクライマックスだと思うけど。
そんなこんなで、３部作ご苦労様ということで★３つにおまけしました。
評価 ★★☆☆☆（辛口）
前作のパート１、２は、遊園地のアトラクションを楽しんでいるような感じで、まだそれなりに楽しめましたが、今回のパート３は、話の展開が大きすぎたり（というか広げ過ぎかな）、海賊たちのドロドロした部分ばかりが描かれていたので、思ったより楽しめなかったですね。。
また、CGが凄いのは認めますが、時折、目を覆いたくなるようなグロいシーンが登場したりして、この映画、ディズニーが提供なのに、本当に子供に観せてよい作品なのだろうか、と思ったりもしました。おまけに、このシーン本当にいるの？と思うような無駄なシーンが多くて、無理に上映時間を３時間近くに引き延ばしたように感じましたね。。
今回は、チョウ・ユンファ演じるシンガポールの海賊サオ・フェンが新たに登場しますが、特にこれといった見せ場もなく、物語の中盤であっけなく死んでしまいます。どうせなら、クライマックスの海賊たちの闘いまで彼を生き延びさせてほしかったですね。彼のアクション・シーンが観たかっただけに、なんだかもったいなかったです。。
それから、ベケット卿を倒すために、9人の“伝説の海賊”を召集した割には、彼らの活躍が見られなかったのも残念でした（それぞれに濃いキャラクターだったのは楽しめましたが。。^^; ）。結局、活躍したのはいつもどおり、ジャック（ジョニー・デップ）とウィル（オーランド・ブルーム）、エリザベス（キーラ・ナイトレイ）にバルボッサ船長（ジェフリー・ラッシュ）とその乗組員たちで、激しい死闘の末、見事、勝利したというお約束な展開。。でも、巨大な海の渦の中で繰り広げられる戦闘シーンはとても迫力があって、クライマックスの闘いにふさわしい見応えのあるシーンになっていました。
それにしてもエリザベスは、パート１では総督の令嬢というお嬢様的な雰囲気だったのに、今回のパート３になると、海賊の王として皆をまとめあげてしまうような強い女性に変わってしまいましたね。映画なので突っ込んでもしょうがないんですけど、前作のパート２からいきなり剣術が上手くなって、海賊たちと渡り合うまでになってしまっていたのが、ちょっと面食らってしまいました。。おまけに、パート１では婚約者を捨ててまでウィルひとすじという感じだったのに、前作くらいからジャックにも気があるのかなと思わせたりして、今回やっとウィルと結婚することになりますが、なんだか気が多い女性に見えて、せっかくの結婚式のシーンも彼女に共感できなかったです。。
ラスト、結婚したエリザベスとウィルは、海賊の掟から会えるのが10年に１度となり、エリザベスと彼女の息子がウィルとの再会を10年ぶりに心待ちにしている姿が映し出されます。本当ならほのぼのとするはずのシーンですが、結婚して子供が出来たら家を守って夫の帰りを待っていてほしい、というような男性的な視点がこのシーンには感じ取れて、あまりいい気がしませんでした。。どうせなら、海賊のヒロインらしく、結婚しても家族と一緒に海賊として活躍している姿が見たかったです。
せっかくの完結編なのに、今回は突っ込みどころ満載であまり楽しめなかったのが残念でした。。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』公式サイト
（「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」2007年6月 長野にて鑑賞）
政治的駆け引きで海賊王に収まったエリザベスは敵の大艦隊に勇敢に突撃するも、他の海賊はひたすら傍観
ところが敵も主力艦一隻だけ突っ込ませてあとは傍観。
お互い、様子を見て勝った方に付こうという日和見主義だったため、数の上で圧倒的に不利だった海賊側が勝ちをひろいました。
運良かったですよね
ああ、評価が低い。(^^;
でも私も同感です。何やっても当たるぞ、とおそらく詰め込みすぎたのでしょうか、結局どれもきちんと消化できなかったばかりか、ジャックたちの活躍の場まで無くなりかけていたような感じでした。
しかし！
そこを許しても2であれほど猛威を振るったクラーケンが言葉の説明だけで殺されていたことは、許せませんというか限りなくショックでした。
あああ、もー。
というわけで、トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
ジョニデがいっぱい出てくるし・・・
キーラは、偉くなっちゃうし・・・
オーリーは、タコになっちゃう・・いや、なってないぞ・・おかしいなっ？？？
なーーんて、次回作も、いろいろ考える余地を残して終わってるんで・・・
その辺、妄想しながら待ってまーーす。
いつもTBありがとうございます。
本当に、海賊達や東インド会社の艦隊があれだけ集結したのに、お互い主力艦だけが戦って、後は傍観してましたね。。
運が良すぎるというか、普通だったらありえない展開ですー。。
せっかく完結編にふさわしい大海戦が見れると思ったのに、とっても残念でした。。
いくらヒットすると分かっていても、もう少しマシな脚本を書いてほしかったですね～。。^^;
これだけ豪華キャストが出演しているのに、なんだかもったいなかったです。。
早速、来て頂いて嬉しいです。
今回のパート３は本当に詰め込み過ぎな感じがありましたね。。
せっかく期待して観に行ったのに、ジャックの活躍があまり見られなかったのが残念。。
おまけに、エリザベスとウィルの恋愛もなんであんな形のハッピー・エンドにしてしまうのか、ちょっとショックでした～。。
唯一、バルボッサ船長が一貫してキャラクターが変わらず、海賊の船長らしくてとても良かったですね。。^^;
さすが、白くじらさん！モンスター好きですね♪(^^)
私もクラーケンの活躍が見たかっただけに、あんな死に方で片付けてしまうのは納得できなかったですよ。。
クラーケンの猛威ぶり、海賊達と東インド会社の大艦隊との大海戦など、おいしい見せ場は沢山あったはずなのに、本当にもったいないです～。。
TBありがとうございました。
本当に遅くなってしまいましたが、バトンできましたら、ご連絡しますね♪(^-^)/
こちらこそ、いつもTB＆コメントありがとうございます♪
評価は低いなと思いつつ、、私も大作映画に弱いので、結局観に行ってしまいました。。^^;
シリーズの中ではいちばんパート１が好きですね。
この内容だったら、無理に３部作にしなくても良かったのでは、、
と思いましたが、登場人物たちのそれぞれのラストが見れたので、まぁ、良かったのかな～とも思います。
本当に、スピン・オフとして次回作もあるかもしれないですね。^^
今回は、突っ込みどころ満載で楽しめなかったんですね～
せっかくの完結編．．．めでたく完結編？(笑)
仰る通り、子供に見せたくないなぁ．．．っていうシーンが幾つかありました。
ディズニーなのに、冒頭から子供が．．．とか、
命を粗末に扱ってる辺りでしょうか。
それでも、大渦の中での戦闘シーンには釘付けになったし、
全部ひっくるめて、結構 楽しんでしまいました。
．．．と言いつつも、やっぱり①が最高でしたね☆
とはいえ自分の場合「２」があまりにも受け付けなかったので、今回全く期待しないで只券で見たら、思ったより工夫して有ったのでそこそこ楽しめました。
でもやっぱり「１」を越える事は出来ませんでしたね。続編はもういらないかな？
TB＆コメントありがとうございました。
今回は突っ込みどころ満載でしたが、かえって何も考えず流して観た方が楽しめるタイプの作品かもしれませんね。。^^;
冒頭から処刑のシーンで始まったりするので（しかも子供が。。）、ディズニーが提供なのに、子供向きの映画とは思えなかったです。。
でも、クライマックスの戦闘シーンなどは、さすが完結編にふさわしい見ごたえのあるシーンになっていましたね！
できればバルボッサ船長の船だけでなくて、他の大艦隊の決戦が観たかったな。。
もっと凄いシーンになっていただろうに、そこだけはちょっと残念に思いますね。。
こちらこそ、コメントありがとうございました。
本当に今回は詰め込み過ぎて、個が薄くなっていたのが残念でした。。
ジャックのおトボケぶりは健在でしたが、彼の活躍があまり見られなかったのも残念です。。
私も只券で観たらまた感想違っていたかもしれないですね。
正規の値段で観てしまうと、どうも辛口になってしまうような気がします。。^^;
私もパート１がいちばん好きです。
完結編が１の出来をこえられなかったのが残念でした。。