夫婦でシネマ

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トロン:レガシー

2011年10月01日 | た行の映画
Story
デジタル業界のカリスマとして名をはせるエンコム社のCEO、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジズ)の謎の失踪から20年。ある日、27歳に成長した息子のサム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。消息を追ってケヴィンのオフィスに足を踏み入れたサム。だが、彼は知らなかった。そこはケヴィンが創造した理想郷への入り口……あまりにも美しく、あまりにも危険に満ちた新世界、グリッドへの扉だと。迷い込んだ世界で命を狙われ、サバイバルを強いられるサム。そんな彼を救ったのは、謎に満ちた女性クオラ(オリヴィア・ワイルド)だった。果たして、クオラの正体は?そして、人類の存亡を脅かすグリッドの秘密とは……今、サムに究極の真実が明かされようとしていた。(goo映画より。)
2010年/アメリカ/ジョセフ・コシンスキー監督作品





評価 ★★★★


'82年に「トロン」が公開された時は、CGを大々的に取り入れたとは言っても、アニメに毛が生えた程度にしか見えなくてさほど興味もわかず、結局劇場に足を運ぶことはありませんでした。
自分的に映画の中でのCGの可能性を認識し始めたのは「スター・ファイター」('84)から。これは、CG抜きにしてもスペースファンタジーとして良くできた映画でした。

この「トロン;レガシー」は、そのトリップ感覚あふれる映像世界に予告編の時から妙に魅了されてかなり期待が高まった状態で観に行ったのですが、裏切られることはなかったです。
濃紺と白のシャープな映像美に3D効果が相まって、その世界観にはまってしまいました。
導入部、サムがレコグナイザーに拉致されて命がけのディスクバトルをやらされるところからつかみはOK。以後、反乱を起こした監視プログラム”クルー”との対決を主軸にドラマは進行。展開に多少の??はあってもスタイリッシュな映像に引き込まれてしまいます。

コンピューターシステム中に出現したミュータント”アイソー”がドラマの鍵となりますが、コンピュータプログラム内で増殖するデジタル生命体は既に実現されているので、これは既にあり得ない話ではないですね。さすがにそれが人間世界にやってくるのは映画的な飛躍ですが。アイソーの最後の生き残りであるクオラがクールと無邪気さを併せ持ち面白いキャラでした。演じたオリヴィア・ワイルドの今後の出演作が楽しみです。



映画『トロン:レガシー』公式サイト


(「トロン:レガシー」 2011年1月 松本市 シネマライツ8 にて鑑賞)

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