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二年前に亡くなった 夫の兄の遺作展が東京で開かれます。所沢にいる姪っ子から 案内のハガキが送られてきました。姪っ子も美大を出て 絵を描いています。
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『金子 善明 追悼展』とあります。あれから 丸2年経ちました。
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子供の頃から絵が上手で 病床の祖父から『お前は画家になれ』と言われたそうです。
両親も その実現に力を惜しまず 後押しを続けていました。美大からパリへ留学し、帰国してから亡くなるまで 製作を続けていました。
どんどん作風が変化していき、最後は絵だけでなく 造形にも力を注いでいました。
おかげで 次男が店を継ぐことになりました。もし 夫がサラリーマンのままだったら 今頃 どこで どんな生活をしているでしょうか?
私は芸術には全く疎い人ですが、好きなこと、自分の意思を一生貫いたことは それなりに幸せだったと思います。
東京の遺作展には行けませんが、命日には 手を合わせます。
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