入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「秋」 (2)

2016年08月27日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 今日は第4牧区の牛道に倒れた山桜の古木を、チェーンソーを使って除去しようと予定を立てて来た。昨冬の間に倒れたことは知っていたものの、その作業の大変さを他の倒木で痛感させられたこともあり、今まで手を拱(こまね)いていた。ここへきて重い腰を上げることにしたのは、9月になれば牛の群れを1キロくらい森の中を歩かせて、第3牧区のある大沢山へ移動させなければならないからだ。
 森の中を途中まで誘導すれば、まるで勝手知った道ででもあるかのように牛は進む。ただし、途中に障害物があると群れは混乱して、それまでの団体行動から暴走したりと、思いおもいの行動に走る。倒木となった山桜の木はまさにそういう存在と言える。
 ところが、またしても雨。最近、というよりもすでに昨年のころから、何か予定を立てると決まってこうなる。それでも悪天を叱ることはできないのだよな、KAYA。


    本日も露天風呂では入湯三昧

 昨日の続きをもう少しだけ書く。ホルモンのバランスのせいで、雌鹿に角が生えてもそれは新聞のニュースで済む。或いは同性婚が市民権を得ようと、それをとやかく言うべきではないかも知れない。
 しかし、強制されて男の機能を喪失した人たちも多くいた。例えば紫禁城奥深くで、皇帝や后妃に仕えた人たちの中にはそういう存在が知られている。また、これは強制されたのかどうか一概には言えないが、少年の声を保持するために、敢えて去勢した男性声楽家がつい20世紀の初期までいた。「カストラート」と呼ばれた人たちのことだ。
 その歌声を聞いたことがあるが、妖しくも切なく、もっと言えば変態、不気味でさえあり、こういう歌声を好んで聞いていた西洋の人々の度し難い猟期趣味に、と決めつけてはいけないかも知れないが、とにかくに呆れる。
 オペラやオラトリオなどといったエライ芸術に潜む、至高への倒錯、徒花だとしか思えない。

 驚いた。この天気の中、JALNECに加えて湘南UBSもやってきた。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」及び「続・H28年度の営業案内」をご覧ください       

 

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