ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ヌーサ6回目・フレーザー島行:レッドサティネイ

2021年05月04日 | オーストラリア:フレーザーコースト

砂の島なのに緑豊かという
不思議な光景のフレーザー島


砂の中に元よりある菌根菌
が植物を育み森を育てている
といわれてもなかなかピン
と来ないほどの濃緑と樹勢



樹木に生命力があるせいか

寄生植物もよく見ました。


これなど絡めとられるよう💦



それでも共存しています



水が豊富なことも重要



栄養と水で砂でも木が育ち、



こんな大木にまでなります。



ここはパイルバレーといい、
サティネイまたはフレーザー
島テレビンノキという高木が
見られます。高さ30mにも
なる真っすぐな巨木です。

通称レッドサティネイと呼ばれ
南米ペルーやフランス領ギアナ
産サティーネと並ぶ高級木材。


ステインを塗ると褪せたイチゴ
のような赤になり、高級家具の
材料にもなっていたそうです。



さらに真っすぐな幹は19~20世
紀初頭にかけて、桟橋の支柱や
電柱に利用されていましたが、
今ではもちろん島のすべてが
自然保護の対象になっています。


ここではバスを降りられました。

降りてももちろん砂です(笑)


しかし、フレーザー島は2020年
11月に焚き火の不始末で火災が
発生し、6週間にわたる森林火災
で、島の約半分近くが消失する
という大惨事に見舞われました。

濃緑の森はどうなっているのか。


逃げ場のない島の大規模火災は



野生動物にとっても残酷です。

(※ディンゴ)


2020年初は南オーストラリア州
カンガルー島でも落雷で出火し
島の半分を焼く甚大な被害が出
ており、森林火災の1年でした。


いずれの島も自然の宝庫だった
だけに残念ですが、1年でも早く
元の姿が戻るように祈ります。




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